実務訓練日記④ ~フローニンゲン滞在編①~
前回の記事はこちら↓
どうも、yumaです。前回の日記でようやくロンドン旅行も終わり、遂にフローニンゲンでの実務訓練が始まるぞといったところです。まあ、1か月前の話になるんですけどね。なので、覚えてる範囲でフローニンゲンでの出来事を書いていこうかなと思います。
フローニンゲンへ
ロンドン旅行が終わり、スキポール空港へと帰ってきました。時刻はお昼ごろだったでしょうか。朝ごはんも食べてなくてさすがにお腹ペコペコだったので、空港にあるバーガーキングで昼食を食べることに。
実は日本でバーガーキングを食べたことがないため、初バーガーキングをオランダで迎えてしまったことになります。初バーガーキングの感想ですが、日本のマクドナルドの5倍ぐらいおいしかったです。
その後オランダのバーガーキングアプリをDLして激安クーポンが使えるようになり、今ではフローニンゲン市内でクーポンを使いまくるバーガーキングマスターとなりました。ロングチキンが約2ユーロで食べられるので、昼飯どうしようかなーってときに気づいたら買ってしまってるんですよね。バーガーキングが徒歩1分のところにあるのが悪い。大好きバーガーキング。
お腹も満たされたところで、アムステルダム中央駅に荷物を取りに戻り、実務訓練先であるフローニンゲン行きの電車へ…とその前に、オランダにもロンドンのOystarカードのようなICカードが存在するという話を聞いていたので、それを作りに行きます。そして作ったものがこちら。
OV-chipkaartっていいます。アムステルダム中央駅に発券器があるので、7.5ユーロ払えばすぐに発券できます。この中にお金を入れて読み取り機にかざすと勝手にお金ひかれて移動が楽にできるって点は他のICカードと同じなんですけど、いくつか注意点があります。
- 電車移動の際には残高が20ユーロ以上必要
- 残高が30ユーロ以下でないと払い戻しが出来ない
- アムステルダム中央駅では改札口とプラットホームの両方に読み取り機が存在しているため、間違って改札口とプラットホームの両方にカードをかざしてしまうとひどい目に遭う
1, 2から、OV-chipkaartを使う場合は残高を20~30ユーロの範囲内にキープしておいた方が良いです。また、3の「ひどい目に遭う」について、どのような目に遭うのか”実体験“を元に説明します。
OV-chipkaartは乗車駅で読み取り機にかざしてチェックイン、降車駅で読み取り機にかざしてチェックアウトすることでその間の料金が引き落とされるという仕組みになってます。しかし、アムステルダム中央駅のような改札口とプラットホームに読み取り機がある場所でその両方にカードをかざしてしまうと、アムステルダムでチェックインして、アムステルダムでチェックアウトしたことになります。つまり、その後電車に乗ってしまうと、無賃乗車してることになります。また、電車内では無賃乗車を防ぐために乗務員がカードのチェックをしに回ってくることがあります。そこで無賃乗車が発覚した場合は50ユーロの罰金を払うことになってしまうので注意しましょう。
僕たちもアムステルダム中央駅で同じようなミスをやらかしてしまい、罰金50ユーロをフローニンゲン駅で払うか次の駅で降りるどちらか選べと言われてしまいました。本来なら罰金の選択肢しかないと思うんですけど、aruhi君の対応によって「次の駅で降りる」という選択肢を選べるようになりました。降りた駅からフローニンゲン駅までちょっとしか無かったので結果かなり安く乗れてしまいましたが、皆さんオランダに行く際は気を付けてくださいね。
てことで、2時間ほど電車に揺られ…
遂に到着しました。
フローニンゲン!!
やっぱヨーロッパの駅っていいですよね。なんかこう、いかにもヨーロッパって感じで (語彙力不足)。
で、僕たちの住居は駅近くのとこにあるので、自分の部屋に重たい荷物を下ろして、ようやくお休みって感じです。
そこからは朝起きて研究室行って夕方帰って買い物して…っていうごく普通の生活を繰り返してます。
あ、でもちゃんとフローニンゲンも観光したんですよ。例えば…
ここ登りました。マルティーニ塔っていいます。
この塔は500年前に建てられたもので、フローニンゲンにいると必ずこの塔の鐘の音が聞こえてきます。なかなかいい音なんですよ、これが。ただ普通鐘の音って鳴る時間決まってると思うんですけど、よく分からないんですよね。鐘の音が聞こえてきたからもう12時なのかなーと思って時計見たら11時56分とかね。
この塔を登るためには、塔の前にある観光案内所で入場に必要なコインを買います。いくらか忘れちゃいましたけど、結構安かったと思います。
その後、入り口にコインを入れてこの狭い階段を1歩1歩登っていきます。わりと多くの人がここの塔の中にいて、狭い階段を道を譲ったり譲られたりしながら登りました。
一番上に登れば、フローニンゲンの街並みを一望できます。
あとは塔のてっぺんにある時計を裏から見ることができます。一部のマニアが喜びそう。
頂点にはフローニンゲンにその音を響かせる大きな鐘もあります。カリヨンっていうらしいです。なんでカリヨンを中心に写真撮らなかったんですかね、何を考えて撮ったんですかねこの写真。
で、マルティーニ塔を降りた後は近くの広場でオランダ名物の「kibbeling」とフリッツを食べました。「kibbeling」はタラの白身に衣をつけて揚げたやつです。おいしいですよ。フリッツはフライドポテトと同じです。最後にケチャップをポテトに直にかけてくれるんですけど、これがめっちゃ多くて最後の方はほぼケチャップ食べてる感じでした。最後以外はおいしかったです。
ちなみにこのkibberingとフリッツは毎週火・金・土曜日に開かれる野菜や魚を売るマーケットの中で売ってます。また、マーケットがやっていない日にもたまに売ってたりしますけどそれがいつかはちょっと分からないです。
とまあ、1月のフローニンゲンはこんな感じでしたかね。いや、もっと色々やってるんですけど全部書いてたら終わらないので…。あ、もちろん研究はやってますよ。遊んでばかりではないです。一応実務訓練なんでね。
てことで今回はこの辺で終わります。次の記事ではまたフローニンゲンについて・・・ではなく研究室の先生方と一緒にドイツとノルウェーに行ってきたのでそれについて書いていこうかなと思います。果たして実務訓練期間中に書き終わるのでしょうか。心配です。
それではまた。

21年間を豊橋に捧げてきた男。海外渡航歴はマレーシアでの10日間のみ。趣味はダンスで、学祭などで踊ってたりする。あとはサッカー観戦も好き。英語力は留学生のパキスタン人に鼻で笑われる程度。