カテゴリー: オランダ

実務訓練日記① ~日本出発&アムステルダム到着編~

お久しぶりです、yumaです。

前回の投稿から大分空いてしまいましたね。卒論や発表などで忙しく、中々更新することができませんでした。

実務訓練はとっくに始まっていて、オランダの地に降り立ったのは2週間前になります。で、着いてから今までのことを1つにまとめて書いちゃうと1個の本が書けちゃうんじゃないかってぐらい内容の濃いものになってしまうので、分けて書いていこうかなと。てことでまずは日本出発から書いていきますね。

日本出発

飛行機は成田国際空港から出る便だったので、そこまでは豊橋から新幹線で向かったんですけど、実は新幹線乗ったことほとんど無くて、修学旅行で1回乗ったことある程度なんですよ。だから普通は飛行機あんま乗ったことないから緊張するなーってなるんですけど、自分は飛行機と新幹線の経験値が同レベルだったために、新幹線乗るところからめっちゃ緊張しましたね。こんな地元からほとんど出たことない実家暮らし人間が果たしてオランダに行ってやっていけるのかって新幹線に乗りながらずっと頭抱えてました。

で、東京駅着いて、その複雑な構造と人混みに四苦八苦しながら、明日には海外だし日本っぽいもの食っとくかーってことで食べたのが地下の東京ラーメンストリートにある「㐂蔵」の仙台牛タンねぎ塩ラーメン。これね、おいしいです。東京駅行く機会がある人は是非。確か900円ぐらいだったと思います。

食べた後は駅からバスで成田空港へ。飛行機の出発が22時頃なのに15時には成田に着いていたので、大分時間を持て余してました。日本円からユーロに換金するために口座からお金引き出そうとしたときにあまりのお金の無さにん”ん”ん”ん”~~~~~~ってなってましたね。

夕方になってお腹も空いてきたので、出発前の最後の晩餐じゃ!ってことでこれ。

お寿司。おいしいに決まってます。しかしyumaさん金欠。そのため1000円に収まるようにちゃんと選んで食べました。えらい。

さあ、ということで遂に出発。空に浮かぶ満月も自分たちの門出を祝ってくれているようです。

自分たちはドーハで乗り換えてそこからアムステルダムって感じのルートで、成田からドーハまで12時間、ドーハからアムステルダムまで7時間の合計19時間のフライト。つらい。

で、成田からドーハまでのフライトでは機内食が2回出たんですけど、どっちもおいしかったです。機内食のお肉って柔らかいですよね。

そして、映画見て寝て、なんとかドーハに到着。ずっと座りっぱなしだったせいか足はもうパンパン。

ところでこのドーハ・ハマッド空港にいるチョウチンアンコウみたいなクマは何なんですかね?ってことで調べてみたら、これウルフ・フィッシャーって人のアート作品らしいです。タイトルは「untitled(Lamp/Bear)」。価格は驚きの680万ドル (7.5億円)。タイトル無題なのにカッコでクマとランプってつけるぐらいなら無題じゃなくてよくない?ってちょっと思いましたけど、まあそこは美術家の感性なのでしょう。

さて、乗り継ぎのためにドーハ・ハマッド空港で3時間弱過ごした後、遂にオランダ行きの飛行機へ。7時間のフライトなので成田からドーハまでのときより短いんですけど、前のフライトでこれでもかってぐらい寝てしまったせいでなかなか寝られないんですよね。映画も特に観たいものが無くて、7時間がとても長く感じました。やってたことと言えば足がパンパンにならないように揉んでたことぐらいですね。

あと、もちろんここでも機内食が出たんですけど、これがね…

よく分からない味なんですよ。ベリーソースとカスタードにパン入れたみたいな感じなんですけど、甘くてしょっぱい感じの味なのかなーと思いきやあまり味を感じられないんですよね。長時間のフライトで自分の舌がバカになってしまったのか、それともこれから行く飯がおいしくないと噂のオランダからの洗礼なのでしょうか。あ、左上のクロワッサンっぽいのはおいしかったですよ。

まあ、なんやかんやあって7時間のフライトも終わり、遂にやってきました。

スキポール空港 (アムステルダム)!!

といっても、スキポール空港はアムステルダムの中心からはちょっと離れているので、電車でアムステルダム駅まで向かいます。

アムステルダム駅へ

スキポール空港から電車に揺られること15分、アムステルダム駅に到着しました。

噂では東京駅はこのアムステルダム駅をモデルにして作られたと言われてますが、実際はそうじゃないらしいです。似てますけどね。ちなみに、東京駅とアムステルダム駅は姉妹駅として締結しているらしいです。

ちなみにアムステルダムでは特に何もしてないです。都市部ということもあってか、あまり治安が良くなくて、ササッと離れちゃったんですよね。ちょっとだけ周辺を歩いたんですけど、葉っぱ()入りアイスが売っててびっくりしましたね。まあオランダでは合法ですからね。

ちなみにオランダではよく「コーヒーショップ」を目にするんですけど、これコーヒーは売ってなくて実際売ってるのは葉っぱなので入らないように気を付けてくださいね。喫茶店は「カフェ」または「コーヒーハウス」と表記されてます。

で、実はアムステルダムに着いてから実務訓練が始まるまで4日間ほど空いてるんですよ。早めに日本を出た方が飛行機が安かったってのが理由なんですけど。早めにフローニンゲンに行ってもよかったんですけど、せっかく4日も空いてるので…

行っちゃいました、イギリスはロンドン!!

てことで、次の記事では実務訓練前のロンドン3日間の旅について書こうと思います。それでは。

あとがき

そういえばオランダの入国審査のときに大分手間取ったんです。普通はオランダに2か月もいないですからね。

入国審査官にパスポート見せて、滞在期間とか入国理由とか聞かれるじゃないですか。で、心の中で答えを用意してたんですけど答えるときにテンパってしまって

審査官「どれぐらいオランダに居るつもりだい?」

自分「sightseeing.

って答えてしまってからはもうグダグダ。お前観光なのに2か月もいるのかよとか、汚い言葉まで投げられる始末。まあ入国は出来たんですけど、おそらく1人だったら別室に連れていかれてたところでしたね。正直にインターンシップで来たんだって言えよって話なんですけどね。

ということで、皆さんも海外に長期滞在する際は気を付けましょう。自分はもう入国審査はしたくないです。

近況報告と居住許可について

どうも卒論執筆に追われているある日です。
なんだかんだたくさんの人にブログを見てもらっているらしく,うれしい限りです.

最近の痔に関する記事の連投を阻止するためにも,まじめな記事担当のある日がビザや居住許可について書いていきます.

 

オランダでのビザ

※ 記事中の情報は2017年11月のものです.詳しくは大使館の情報などを参考にしてください.

ヨーロッパをはじめとした多くの国では3ヶ月以上滞在する場合,滞在理由に合わせたビザが必要です.オランダでは入国に必要なビザである,Provisional Residence Permit(MVV)Residence Permit(居住許可)を取る必要があります.

ありがたいことに,一つ目のMVVは日本国籍所持者であればとる必要がなく,免除されます.さすがニッポン.

申請の大まかな流れはたぶんこんな感じになります (Study Visaの場合):

  1. 航空チケットを買う
  2. (留学の場合) 英語に翻訳された卒業証明,成績証明などを郵送.
  3. 現地の大学経由で居住許可の申請を行う
  4. Appendix Antecedentsなど書類を送る
  5. 手数料と現地滞在費を送金 (これがツライ)
  6. めでたく居住許可が下りる
  7. 現地に到着
  8. オランダ移民局 (IND)で指紋などの提出
  9. おわり

やっと手順の5まで来ました.オランダの法律で決まっているため仕方がないのですが,送金額がなかなかきついです…
入国し滞在する以上はその国で生活していくお金があるのか確認するために,最低でも滞在する月数×€900を送金します.
私の場合6か月の滞在を予定しているので,最低でも€5,400(75万円ほど)送金しないといけません.
加えて,送金したお金はオランダ現地で銀行口座を開設して手続きを終わるまでの約一か月間返してもらえません.

 

オランダではパンとジャガイモで生活することになりそうです.
いや,パンすら食べられないかもしれません…
パンがなければケーキを食べればいいじゃないと彼のマリーアントワネットは言ったかもですが,オランダの物価でケーキなんて買ってたら破産です.

他の国の大学へ留学する場合,多くの場合は送金ではなく日本の銀行口座の残金証明書を送ることで,経済力証明をすることがほとんどです.
ですが,どうもオランダでは受理する残金証明書の基準が厳しく,ほとんどの大学が送金による経済力証明をしているみたいですね.
奨学金などをもらってオランダへ留学に行こうとしている人は,初めにまとまったお金が必要だということも覚えていた方がいいかもしれません.

なにはともあれ,もう少し乗り切ればなんとかなりそうなので,頑張ります.
居住許可が下りたらまた詳しく記事を書きたいと思います.
あ,でも旅行グッズについても記事書きたいのでそっちを優先するかもしれません.

オランダでの食生活について

どうも、yumaです。

突然ですが、皆さんはどこか旅行へ行くときにまず何について調べるでしょうか。

観光地、街の雰囲気など調べることは多くありますが、一番気になるのはやはりその場所の”食べ物”ではないかなと僕は思います。

素晴らしい雰囲気の街の中で、良い景色を眺めながら食べるモノがドブみたいなシチューだったら台無しです。食べ物はその街の素晴らしさを決めるのに1,2を争うほど重要なものではないかなと思います。

 

ということで、今回はオランダの食事について色々と調べてみました。

 

オランダ料理って何?

 

オランダ料理について調べようとしたときにふと疑問に思いました。

 

「あれ?オランダ料理って聞いたことなくね?」と。

 

ヨーロッパにはイタリア料理やフランス料理、スペイン料理など有名な〇〇料理は多くあります。ドイツはなんかウインナーいっぱい出てきてビールがぶ飲みするイメージだし、イギリスはウナギにゼリーがかかってるようなクソ不味い料理を食わされそうなイメージだし、欧州の有名な国なら大抵食べ物のイメージは浮かんできます。

しかし、オランダと聞いても何も食べ物のイメージが湧いてこないのです。まあ、僕が無知なだけかもしれませんが。

恐る恐る、Google先生を使って”オランダ 食べ物”で検索すると、検索候補の一番上に「オランダ 食べ物 まずい」と表示されるのが目に入りました。

僕の背筋に寒気が走りました。僕はオランダでの2か月をドブのような食べ物を食べながら過ごすのでしょうか。

実際に調べてみると、オランダ料理を酷評する記事が出るわ出るわ。その記事に載っている写真を見ると、不味さが一瞬で伝わるほどの見栄えの悪い料理がいくつも。パンにうなぎの棒みたいな太いの1本挟んだだけとか、パンの中にエビめっちゃ入れて挟んだだけとか、なんでもサンドイッチにしちゃう精神はイギリスに近いものがあるのかもしれません。

でも、yuma思いました。日本料理だって”日本料理 不味い”で検索するといくつか出てきます。オランダ料理もきっとそんな感じなんだろうって。

そこで、”オランダ料理 美味しい”で検索して美味しそうだなと思った料理だけ手短に紹介していこうかなと思います。

 

おいしいオランダ料理

 

1.ハーリング(Haring)

Dutch life

ニシンを塩漬けにして玉ねぎ乗せたやつです。見た目は微妙だけど生魚好きの日本人には合う、らしい。

 

2.ワッフル

Amsterdam, Netherland

ワッフルといえばベルギーが有名ですが、オランダのワッフルもおいしいらしいです。ワッフルは2枚重ねになっていて、間にはシロップが挟まれてるっぽい。僕は甘いモノ好きなので、是非とも食べておきたいです。もちろんベルギーのワッフルも。

 

3.アップルボール

by  http://mariholland.com/dutch-food-part1/

要するにアップルパイ。丸ごと1個のリンゴをパイ生地で包んで焼いているため、わりと大きくてインパクトあるらしいです。

 

4.パタッチェ・ピンタ・マヨ(Patatje Pinda-Mayo)

オランダで生まれた「ピンダソース」とマヨネーズをポテトフライにかけて食べる料理。ポテトフライ大好きマンとしては是非食べておきたい一品。

 

5.クロケット(Kroket)

by  http://mariholland.com/dutch-food-part3/

日本でいうコロッケみたいなやつ。クロケットには形が2種類あるらしく、左の細長い形のものはそのままクロケット、右の丸い形のものはビターバレン(Bitterballen)と呼ぶらしい。中身はクリームコロッケと同じような感じらしいです。

 

他にも色々とおいしそうな料理があって、少し安心しました。”オランダ料理 不味い”で検索して出てきた画像は見なかったことにします。忘れました。

 

オランダ人の食事スタイル

 

おいしそうなオランダ料理を調べてるときに色々な海外のサイト見て知ったんですけど、オランダ人は基本的に食べる時間帯が早く、昼食は12時前、夕食は18時前には食べ終わってるのが普通らしいです。

更に、そもそも食事にかける時間も早いらしく、昼休憩は30分だけでその間にパパッと食べるっていう感じのスタイルが普通らしいです。

 

 

これ、非常に困ります。

僕は実家暮らしなんですけど、夕食は22時を超えるのが普通です。もはや夜食に近いです。

それに、僕は小食かつ食べるのが非常に遅く、女の子と一緒に食事に行ったときは女の子より遅くなってしまうことがよくあります。僕より食べるのが遅い男は見たことありません。

オランダの食生活と僕の食生活はどうやら真逆のようです。オランダ人が僕の食事風景を見たらどう思うでしょうか。きっとアイツはスズメの生まれ変わりなんじゃないかと思われるに違いありません。

 

僕はオランダでうまくやっていけるのでしょうか、とても心配です。

長くなりましたがここで終わりです。ここまで読んでいただいてありがとうございました。また次の記事で。

オランダのフローニンゲンに行ってきます

自己紹介

yumaです。

来年の1月から2月の終わりにかけて海外実務訓練としてオランダのフローニンゲンに行くことになり、そこでの体験を形に残したいと考え、同じ研究室の5人と一緒にブログを始めることになりました。

海外は初めてではないのですが欧州は初挑戦です。
まだ海外経験も浅く、英語力も浅く、このままではオランダにメンタルを殺されてしまうのは確実なので、出発までに色々勉強という名の悪あがきをしていくつもりです。

ひとまず今年中は出発準備のことをちょこちょこ更新していこうかなと思います。

何故フローニンゲンなのか

皆さんはフローニンゲンという都市を知っていますか?

オランダといえばアムステルダムやユトレヒトなど、他にも有名な都市が数多くありますが、正直フローニンゲンについて知っている人はあまりいないんじゃないかなと思います。

では、何故アムステルダムやユトレヒトではなくフローニンゲンなのか。

簡単に言ってしまうとフローニンゲンの大学に僕の研究室の教授のお友達が在籍しており、その先生の研究分野が僕の研究分野と共通しているからです。
そのため、海外実務訓練ではその先生の研究室で研究させていただく予定です。

 

…ですが、単にフローニンゲンにその先生がいるから決めたわけではありません。
オランダやフローニンゲンについて調べていくうちに、その魅力に取りつかれたからなのです。

フローニンゲンについて

 

フローニンゲンはオランダの北東部にある都市で、”学生の街”と呼ばれています。そのため、フローニンゲン在住者の平均年齢はオランダ国内で最年少らしいです。

フローニンゲンにはレストランやパブ、美術館などがたくさんある一方で、歴史的な建造物も多く立ち並んでいます。
中心部にあるフローニンゲン大学もその1つで、僕の実務訓練先でもあります。

学生の街ということで、活気あふれる街の姿も然ることながら、歴史を感じるその街並みに興味を惹かれました。

ヨーロッパということで、高速鉄道を使えば他の国にも比較的安く行くことができるため、既に何処に行って何を観るかを毎日のように話し合っています。

そんなわけで、フローニンゲンに行くことを6月ごろに決めたのです。

 

ところで、僕はサッカー観戦が趣味なのですが、実務訓練先をフローニンゲンに決めた数日後、ある嬉しい出来事が起こりました。

Embed from Getty Images

ガンバ大阪に在籍していた「堂安律」選手がFCフローニンゲンにレンタル移籍することになったのです。

5月頃にあったU-20W杯のイタリア戦で2得点を挙げた直後の出来事だったので、まさか自分が行く都市にタイミング良く移籍してくるとは…といった感じでした。
フローニンゲンに着いたらユニフォームを買って試合観戦したいと思います。

 

こんな感じで、今後もブログを更新していくつもりですので、よろしくお願いします。

 

来年からオランダへ

自己紹介

Aruhiと言います。
前から行きたかった海外インターンに行けることになって、2018年の1月頭から6月までオランダのフローニンゲン(Groningen)に行くことになりました。せっかく海外で研究や観光をすることができるので、なにかしらの方法でその様子を発信したいとは思っていたのですが、Twitterだとフォロワーのタイムラインを埋め尽くしちゃったりとなかなかいい方法が思いつきませんでした。

そんな時に去年海外インターンに行った先輩から「日記代わりにブログを書くと後で見返せるから」とおすすめされてブログを書くことになりました。
ブログ書くこと自体が久しぶりで、書き始めてみると本当に自分には文を書く才能がないんだろうなーと痛感してます。なので、趣味の一つでもある写真ををたくさん乗せた記事を投稿して行くつもりです。

 

出発前準備

現在(10月の下旬)は研究と現地でのアパートや航空券の手配に追われてます。(近いうちに別の記事で家の探し方や航空券についても書きたい)
滞在許可の申請、現地で使うSIMカードをどうするか、持ち物をどうするか、保険に入ったり、クレジットカードをもう一枚作らないといけないんじゃないか と何から手をつけていいのか…。
やらないといけないことが多い時に限って現実逃避したくなるもので、いつもお世話になっている地球の歩き方 を買ってきました。こうやってじっくり読んでみると現地での交通機関の情報や、観光地の情報も細かく書かれていて1,600円払う価値がありました。

すごく楽しみな反面出発まで2ヶ月といよいよ現実逃避ができない時期になってきたので、一個ずつやらなきゃいけないことを終わらせて行きます。そんな準備のプロセスも記録しておくことで、来年の後輩やフローニンゲンへの留学を考えている人にとって少しでも役にたてば嬉しいです。