月: 2017年11月

ダルムシュタット前哨戦・痔闘病篇③

この記事は生々しい表現を多く含みます。閲覧注意。

前回の続き

今回もま痔めに記痔を書いていきます。
診察に伺った病院では,手術が受けられないことがわかり、周辺の病院に電話をかけました。
数件電話をかけた後、痔の手術方法にはいくつかの種類があることが判明。
その中でも日帰りで受けられる手術があり、そちらの病院を受診することにしました。

病院ではまたしても診察という名の露出タイムがありましたが、一度外れたネジはもう戻りません。ためらいもなくパンツをおろします。
内部の様子をカメラで撮影し、詳しく患部の症状を説明してもらいました。
素人目にもわかる腫れを確認。いぼ痔は大抵3方向から膨らんで肛門内を圧迫するそうですが、自分のも例に漏れずきれいに腫れていました。
即日手術同意書に記入し、3日後に手術の予約を取ることが出来ました。
手術内容ですが、ゴム輪結紮切除とALTA(ジオン)注射療法の併用を施されるようです。

ゴム輪結結紮(けっさつ)

内痔核が脱出している場合に行う手術で、ゴム輪結紮器という器具を用いて内痔核の根元に輪ゴムをはめて縛ることで痔核へ流れる血流を止める手法です。血流が止まることにより、縛られた部分は壊死し2週間以内にはとれて便と共に排泄されます。この療法により従来の切除療法と比較して出血も少なく、入院をする必要がなくなりました。

ALTA注射

比較的新しい注射療法で、硫酸アルミニウムカリウム水和物・タンニン酸液(ALuminum potassium sulfate hydrate・Tannic Acid)を痔核に直接注射し痔核部分を硬化・縮小させることで脱出を伴う内痔核を改善します。患部に直接注射するため、痛覚を持たない内痔核のみに施術可能な医療方法です。また、強い薬液を用いるため、痔核の4箇所に適量注射する4段階注射法という投与技術を用います。この施術方法は決められた手法の講習会を受講した専門医でなければ治療を行うことができません。

痔-WEBより引用

これらの施術により、通院はわずか術後1日、1週間、3週間、5週間の4日で済むそうです。もちろん症状の改善度合いにより変動はありますが、これなら出発までに十分間に合います。
次回はいよいよ手術本番です。

その④へ続く

近況報告と居住許可について

どうも卒論執筆に追われているある日です。
なんだかんだたくさんの人にブログを見てもらっているらしく,うれしい限りです.

最近の痔に関する記事の連投を阻止するためにも,まじめな記事担当のある日がビザや居住許可について書いていきます.

 

オランダでのビザ

※ 記事中の情報は2017年11月のものです.詳しくは大使館の情報などを参考にしてください.

ヨーロッパをはじめとした多くの国では3ヶ月以上滞在する場合,滞在理由に合わせたビザが必要です.オランダでは入国に必要なビザである,Provisional Residence Permit(MVV)Residence Permit(居住許可)を取る必要があります.

ありがたいことに,一つ目のMVVは日本国籍所持者であればとる必要がなく,免除されます.さすがニッポン.

申請の大まかな流れはたぶんこんな感じになります (Study Visaの場合):

  1. 航空チケットを買う
  2. (留学の場合) 英語に翻訳された卒業証明,成績証明などを郵送.
  3. 現地の大学経由で居住許可の申請を行う
  4. Appendix Antecedentsなど書類を送る
  5. 手数料と現地滞在費を送金 (これがツライ)
  6. めでたく居住許可が下りる
  7. 現地に到着
  8. オランダ移民局 (IND)で指紋などの提出
  9. おわり

やっと手順の5まで来ました.オランダの法律で決まっているため仕方がないのですが,送金額がなかなかきついです…
入国し滞在する以上はその国で生活していくお金があるのか確認するために,最低でも滞在する月数×€900を送金します.
私の場合6か月の滞在を予定しているので,最低でも€5,400(75万円ほど)送金しないといけません.
加えて,送金したお金はオランダ現地で銀行口座を開設して手続きを終わるまでの約一か月間返してもらえません.

 

オランダではパンとジャガイモで生活することになりそうです.
いや,パンすら食べられないかもしれません…
パンがなければケーキを食べればいいじゃないと彼のマリーアントワネットは言ったかもですが,オランダの物価でケーキなんて買ってたら破産です.

他の国の大学へ留学する場合,多くの場合は送金ではなく日本の銀行口座の残金証明書を送ることで,経済力証明をすることがほとんどです.
ですが,どうもオランダでは受理する残金証明書の基準が厳しく,ほとんどの大学が送金による経済力証明をしているみたいですね.
奨学金などをもらってオランダへ留学に行こうとしている人は,初めにまとまったお金が必要だということも覚えていた方がいいかもしれません.

なにはともあれ,もう少し乗り切ればなんとかなりそうなので,頑張ります.
居住許可が下りたらまた詳しく記事を書きたいと思います.
あ,でも旅行グッズについても記事書きたいのでそっちを優先するかもしれません.

ノルウェーまでの道~海外で気を付けるワンポイント~

皆さんこんにちはkajitaです.

初めての海外に行くために各種サイトの海外旅行気を付けることみたいなことを見た率直な感想を書きたいと思います.

今回参考にしたサイトはこのサイトです.

海外旅行の準備、失敗しないためのチェックリスト25

https://www.jtb.co.jp/kaigai_fit/contents/checklist/01/index.htm

 

パスポート

パスポートには期限があり,それが切れると旅行に行くことができません.

初めて聞いた時には役場の利権のために期限を決めているのかなと思いました 👿

今回は大は小を兼ねるということで10年のもので申請を出して作成しました.

また,なくなったらその国から移動できないというのもちょっとした恐怖です.

ですから事前にパスポートのコピーを取っておくことや,大使館の位置をしらべておくことが大切だとも思いました.

まぁ最近のテンションだとノルウェーに移住も悪くないと考えてしまいますけどね :mrgreen: (その場合にはビザが必要です).

 

航空券について

今回の航空券はある程度有名な旅行会社を経由して手配してもらいました.

旅行会社を経由するメリットとして楽であるということと補てんがあるという可能性があるということがあげられます.

一方で直接チケットを取ることによって好きな席を(空席なら)とることができる問うことがあげられます.

初心者は経由して航空券を取るのが確実性が高いのではないかと考えられました.

また,高くても有名な会社にするべきだとも感じました.

命はお金では買えないからですからねぇ 😀

 

クレジットカードについて

今回クレジットカードを初めて作成しました.

作成するにあたっていろいろなアドバイスを受けましたが,最も心に残ったアドバイスは

「リポ払いは人生を壊す」です.

響きはかわいいのに実際はカード会社が稼ぐための策略とは恐れ入りました.

また,カードが使えるかどうかをお店に入る前に調べておくのも大切なことだということも理解しました. 😕

 

今回はこの程度で記事を終わりますが,できればトラブルにあわないように生活していきたいですね 😆

では (ーoー)y~~~ パァ~

ダルムシュタット前哨戦・痔闘病篇②

この記事は生々しい表現を多く含みます。閲覧注意。

前回の続き

いざ、病院へ

病院に行くことを決意した僕。お尻は常に痛い。パソコンで調べた最寄りの肛門科に尻を浮かしながら運転して向かう。
焦燥感を胸に受付で問診票を受け取る。受付のお姉さんが可愛すぎてHP-500。
問診票を書いた後、ロビーで待つこと1時間。僕の名前が呼ばれる。
診察室に入るやいなや看護師さんから悪魔の一言。
「お尻を出して横になって下さい」
OSHIRIWODASHITEYOKONINATTEKUDASAI。show me your butt.
さて、どうしたものか。
なんて考える間もなく問答無用で診察台に寝かされ、薄い紙きれ一枚を腰にかけられ下着をおろす。
そして腸カメラ検診のため浣腸を注入することに。逆流する異物感。
くせになりそう。
注入後はトイレにこもってげろげろばー。
すっきりした後はカメラ検診。カメラと診察台がある部屋に通され羞恥心に押しつぶされそうな最中、先生が訪れる。
触診が始まりかすかに聞こえた「こりゃひどい」。それに続いてカメラの挿入感。すべてが新感覚でした。
触診後は待合室で待機、そうこうしていると再び診察室へ。
溜息をつきながら先生が椅子に座り「よくこんな状態になるまで放置してたね」と。

診断結果はレベルⅣの痔核の脱出。いぼ痔の症状としてはレベルマックスだそう。経験値稼いだ記憶はない。今すぐ手術を要する状態とのこと。

 

Goligher分類

痔核の進行度を表す目安としてGoligher分類というものがあります。詳しくは下図参照。

四日市羽津医療センターより引用

僕の場合はⅣ度の内痔核に加え血栓性外痔核もあったのでそりゃ大惨事なんでしょうね。
出血はなく痛みも我慢できる程度だったのが幸いして無理をしていたみたいです。

当然手術をお願いしたのですが、そこは名医の先生で手術の順番待ちをしなければならないらしく手術日は最短でも12月半ばになり完治は3月頃になるんだそう。
1月に出発しなければならないことを伝えると「ホントにやめた方がいい、出来ることなら完治してから行ってほしい。」
青ざめるのが自分でもわかりました。

家に帰り解決策を練る。ひとまず片っ端から病院に電話をかけることに。

その③へ続く