ダルムシュタット滞在記⑧|ドイツ滞在許可取得

この記事は2018年3月時の情報を基に記載しています.情報が古くなっている恐れがありますのでご注意ください.

えー...とっくに日本に帰ってきてたshiraiです.
滞在許可が下りた時の話を書いてなかったので備忘録として残しておきます.
以前書いた内容と重複する部分もあるかもしれませんが,帰国までの流れを時系列にまとめて記します.

1/18 住民登録

これは以前書いたとおりですね.ドイツに2~3ヵ月以上滞在する人は避けて通れません.詳しくはこちら

2月上旬 アポなし凸

住民登録後に滞在許可についての話のために役所から手紙が来ると聞いていたのですが,全くこなかったため.痺れを切らしてアポなし凸しました.この時,用意していた保険証明書や研究所からの招待状,パスポートなど必要であろう書類を持っていきました.アポなしだったのですがアポが無い時間だったようで話を聞いてもらえました.また,自分の苗字のスペルで担当が変わるため,部屋の表札に書いてあるアルファベットを確認して部屋に入るようにしましょう.
話し合いの結果,必要な書類と次の面会時間をまとめた手紙を送るので,それを待つようにとのことでした.

2/13 手紙を受け取る

手紙によると次の面会はちょうど一ヶ月後.それまでに必要な書類をそろえなければなりません.必要な書類は以下のとおり.

  • パスポート
  • 写真(パスポートサイズ)
  • 研究所との契約書(Guest Agreement)
  • 研究所からの招待状(Invitation Letter)
  • 大学院への入学(合格)証明書
  • 奨学金需給証明書
  • ブロックドアカウント開設証明書 (詳しくはこちら)
  • 賃貸契約書
  • 住民登録証明書
  • 健康保険
  • 添付された申請書 (手紙に同梱されていました)
  • 申請書以外はコピーを持参(持参しないとコピー1枚につき0,5€追加)

なお,英語で用意していた書類はすべて研究所の人にドイツ語に翻訳してもらいました.翻訳証明は必要なかったです.今回は研究所での滞在だったため,学生ビザではなく就労ビザが下りることになりました.給料は一切もらってないのに.

3/13 予約当日

手紙にはドイツ語が話せない場合話せる人を連れてくるように,と書いてあったのでついてきてもらいました.朝9時前に.ありがとうヨハン君.
担当官との話は全部彼にやってもらいました.自分がやったことは滞在許可申請料100€を支払うだけ.書類も不備が無かったため1ヵ月程度で許可証が発行されるとのこと.研究所との契約が5月末までだったため,その日までの滞在許可が下りるそうで,それ以降の滞在には仮ビザと呼ばれる,本来は次の滞在許可取得までのつなぎとして使われるものを発行してもらえるらしいです.これでようやく一安心です.

4月上旬

滞在許可証が出来たと手紙が届きました.そして受け取ったのがこちら.

これでとりあえず5月末までの身の安全が確保できました.仮ビザは必要になった時にアポなしで外人局に行って20€くらいで2週間分程度の滞在許可延長ができるみたいです.

5月下旬

そろそろ滞在許可が切れるので延長申請.これまたすぐに終了.今回はカードではなく紙きれをもらいました.
同時に,帰国準備のため,住民登録解除の申請を行いました.場所は住民登録した場所と同じで,日本に帰ると一言告げて終了しました.入るのにあんな苦労したのに出てく時は一瞬...
また,銀行口座を解約してブロックドアカウントに残っているお金をすべて引き下ろします.これも日本に帰るから解約すると告げたら終わりました.残金を引き下ろせるカード1枚もらってATMで引き出して終わり.
これで帰国準備は終わりです.さらっと書きましたが結構大事なことなので忘れないようにしてくださいね.

6月上旬

帰国.蒸し暑い.ラーメンうめぇ.といった感じで5カ月にわたるドイツ生活が終わりました.ドイツ生活の記事は気が向けば書いていこうと思います.
今後のこのブログについてですが,来年の1月から,僕らと同じように後輩たちが海外に飛び出します.彼らもまた海外での暮らしを発信してくれるそうなので,来年は彼らがこのブログ更新を引き継いでくれることになります.
これにてドイツ生活の記事はひとまず,区切りとさせていただきます.記事をご覧になっていただいた皆様,ありがとうございました.