カテゴリー: フィンランド

サウナはいいぞ

サウナの国フィンランド

サウナ

日本では昨今,”サウナブーム”なるものがあるらしいですが,サウナと言えばフィンランドが有名であることをご存じでしょうか?一説によれば(フィンランド在住のベトナム人によれば),フィンランドのサウナの数はフィンラン人の人口より多いらしいです.そんなサウナ,気分も晴れれば,実際に健康にもよいという論文があるのもご存じでしょうか?我らがUEFからもサウナに関する論文がいくつか発表されています(https://gigazine.net/news/20161219-sauna-protects-men-against-dementia/ https://kur0cky.hatenablog.com/entry/2020/12/05/174411).主に血管系や心臓系に関して健康効果があり,脳にもいいらしいです.また,サウナの後の休憩には瞑想中と同じ脳波が出ているとも報告されています.

フィンランドのことわざの一つに”サウナで治らない病は治らない”ということざわがあるそうですが,サウナはそれだけ健康にいいのです.

フィンランド流サウナの入り方

かくいう私も2年前からサウナ—として日本の様々なサウナを体験し,またフィンランドのサウナも現在楽しんでいます.

サウナの入り方としては,日本では通常,サウナ(10分)=>水風呂(3分)=>外で休憩(10分)を3セット行いますが,フィンランドのパブリックサウナはサウナ(10分),目の前の湖に飛び込んで体を冷やす(無制限)という工程が1セットです.日本では冷やした後に外で休憩するというのが普通ですが,フィンランド人はすぐにサウナに入ります.

また日本ではドライサウナが主流ですが,フィンランドは蒸気で温めるスチームサウナしかありませんでした.現地のフィンランド人はよく,部屋を温めている石の上に水を撒き蒸気を発生させ一時的に空間を熱くする”ロウリュウ”をします.その時私たちの顔を見て”大丈夫か?”というサインを顔でアピールしてきますが,私たちの侍魂はそんなイベントには負けません.現地のフィンランド人と一緒にロウリュウを楽しみます.もちろんその後は湖に飛び込んでいます.恥ずかしながらカナヅチだった私も今では泳げるようになりました.

サウナの様子
サウナの様子
フィンランド人のロウリュウによる洗礼を楽しむ友人
フィンランド人のロウリュウによる洗礼を楽しむ友人
サウナから湖までの道のり
サウナから湖までの道のり

 

サウナの温度に関してですが,私が通っているサウナ(https://www.joensuunjaakarhut.fi/in-english/)では2種類あり,ぬるめのサウナ(80℃程度)と熱めのサウナ(110℃程度)があります.もちろん双方日本より断然熱いです.湿度が高い方が暑く感じるのと同じ原理です.それに加えて日本のサウナより温度が高いのですから,色々な意味でアツいでしょう.

ホームサウナ

私たちが住んでいるアパートにも,もちろんサウナはあり,フリーセッションや予約専用のセッション等時間が分けられています.サウナ特有の対面ではなく横同士の空間は会話をしやすくしてくれます.アパートに住む外国人との会話も弾むことでしょう.パブリックではできない禁断のビール片手にサウナも楽しめます.まさに脱法サウナ

終わりに

突然の投稿になりますが,私からは以上です.コロナの状況下でヘルシンキのサウナにいけないのは残念ではありますが,スモークサウナなるものが存在するらしいので日本に帰るまでに絶対行きます.皆さんも日本のサウナでフィンランドの風,空気を感じてください.MoiMoi

サウナはいいぞ
サウナはいいぞ

フィンランドにて②

みなさん,こんにちは.mikkeです.今回は,留学生のパーティがあるということで,行ってみると,なんと,その会場がクラブだったのでそこで思ったことについて書いてみようと思います.日本のクラブも数回しか行ったことないので,よくわかんないんですけど,たぶんこっちも似たような感じだと思います.

橋が光っていてきれいです.

アイスブレイク

ロッカー代払って怪しく光る階段を下りていくと,大音量のEDMと怪しく光るスポットライトの中に大勢の人が!

最初にアイスブレイクでよくやる,紙に書いてあるお題の人見つけてサインもらってねっていうゲームをやりました.このゲームやりながらいろんな人とお話ししたのですが,留学生はほとんどヨーロッパ出身で,アジアからは一部しかいませんでした.日本人は,すでに知っている先輩や同期以外にも初めて会う人も何人かいました(合わせて10人くらい?).留学生との会話はもちろん英語だけど,大音量の音楽で聞こえないふりして何回も聞き返せるのは,クラブのいいところ.英語力が低くても割と何とかなる環境でなんとか,お題の紙を埋めて提出.

しばらくすると,袋を持った男の人が先ほどの紙を持って前に出てきました.どうやら,抽選が始まるそうです.

と,遠くから見てたら,ん?

名前呼ばれた…?

なんと,当選してしまいました.

お菓子とかグッズとかをもらいました

クラブタイム

その後は,好きなようにお酒飲んで,好きなように踊って...クラブ内には,カラオケ部屋や,パンチングマシンもありいろんな楽しみ方ができました.留学生のなかには元気いっぱいで2,3時間ぐらい,まるで闘牛のように踊り狂っている女性もいました.とてもエネルギッシュ.

また,途中,日本のことに興味津々なフィンランド人に声を掛けられ,フィンランドのおすすめのお酒(サルミアッキ入り)もおごってもらい,日本やフィンランドについてお互いに詳しくなりました.

まとめ

パーティはとても楽しかったのですが,全体を通して言いたいことが伝えられない不自由さをすごく感じました.説明を受けるのではなく会話をしてるのですが,うまくキャッチボールできない!今回は自分のコミュニケーション能力に向き合ういい機会になったかと思います.クラブに行く機会も少ないと思うので,またいつか機会があれば行ってみたいです.

それでは,今回はこんな感じで.またおもしろいことがあったら書きます.

ヨエンスー滞在記 -2:食費に関して

はじめに

ヨエンスーで食べ物を買い物した時の物価とかです。
1€ = 約122円 (1月13日 執筆時点)換算です。ユーロ対円レートが上がってきているので、もしかしたら将来はもう少し高くなるかもしれません。

買い物した時の値段とか

物価とかを示すといわれるビッグマックの値段がかなり上位なフィンランド。けれど、物価はそこまで高いイメージはないです。

キャベツとじゃがいも。この後ポトフになる
ある日のレシート
  • PERUNA KIINTER PESTY – 洗いじゃがいも(土がついたままのやつはもう少し安い):0.89€(109円) / kg
  • OMENA RED DELICOUS – 真っ赤な品種のリンゴ。小さい : 1.89€(231円) / kg
  • PORKKANAPUSSI LUOMU – パック詰めニンジン : 1.05€(128円) / 500g
  • PEKONIVIIPALEET – スライスベーコン : 1.29€(157円) / 1パック
  • SPAGETTI – パスタ : 0.39€(48円) / kg
  • VAPAAAN KANAN MUNAT – 無精鶏卵 : 1.09€(133円) / 6個
  • KANALIEMIVALMISTE – チキンブイヨン(コンソメ): 0.75€(92円) / 6L分12個入り
約70円分のポトフ
ジャガイモとニンジンとチリトマトのパスタ。約250円

スパゲッティとジャガイモがすごい安い。ポトフが安い。鍋一つで3食分作っても300円から400円でできる。

ビールとか

サンデルスというビール。日本のビールと大体一緒

フィンランドではアルコール度数の高い酒は、政府が決めた「アルコ」っていう店でしか買えないらしく、スーパーで売っているのは基本的、ビールかジンを使ったカクテルみたいな物です。

高くて珍しいやつ

天然香料100%ファンタ。2.14€(約250円)

大体どこでもFANTAが売ってるんですが、香料の表記が50%とか100%とかあります。写真は100%天然香料のファンタ。日本だと普通のファンタは100円くらいだと思いますが、これは250円で、めちゃくちゃ高い。高いんですが、好奇心に負けて買いました。

天然香料100%ファンタの味は…すこし柔らかいというか、普段飲んでるファンタよりブドウっぽい感じ。250円払う価値があるかといえば…人次第ですかね。

最後に

総合的には、日本と比べて高いというイメージはないです。人件費は高いけれど、EU加盟で物流が自由な影響もあってか(日本と比べて)物は高くは無いです。

外食をしていないため、今回はここまで。次回は未定ですが、ネタが見つかり次第書こうと思っています。それでは。

フィンランドにて①

こんにちは.mikkeです.フィンランドにて2か月生活することになりました.フィンランドは,人,文化,食べ物,気候などあらゆることが日本とは違うので,そういった部分を伝えていければと思っています.

ヘルシンキ大聖堂.とっても大きい.

暗いのよ

飛行機の到着が15時すぎだったにもかかわらず,入国審査や荷物受け取って外出ると真っ暗.調べてみるとこの時期は15時ごろに日没らしい.ちなみに日の出は9時半前後らしい.えぇぇ,太陽さんもっと働いて….

寒いのよ

寒い.とにかく寒い.何枚着込んでも寒い.道路は常に凍っておりどこを見ても白い.寒すぎて河も凍ってます.ひどい日には,外で5分スマホをいじっただけで手が動かなくなります.手袋必須.外出するにはそれなりの覚悟と防寒具が必要みたいです.

ちなみに,ここ数日暖かい日(摂氏2度前後)が続いたので,今では雪も融け地面が見えています.

いい部屋なのよ

滞在中はAirbnbでアパートの一室を借りて生活してるんですが,この部屋何もかもがそろってて,とってもいいお部屋なんです.ふかふかのベッドや,生活必需品はもちろん充実した調味料や,食材まで用意されて言いました.加えてフィンランドでは欠かせないサウナ.食洗器や大きなテレビ,たくさんの植物たちが備え付けられており,とっても住みやすい.それだけではなく,なんとアパートから徒歩30秒くらいでスーパーにも行けちゃうんです.

最後に

かなり内容の薄い記事となりましたね.フィンランドは寒くて雪もすごい(らしい)けど,今のところ特に不自由なく生活できています.これからも気づいたことを発信していこうと思いますので,今回はこの辺で.

それでは,また.

ヨエンスー滞在記-1 : ヨエンスーまでの道

日本 -> ヘルシンキ

乗った飛行機。国際線の飛行機はでかい

フィンエアーという会社の便でヘルシンキ・ヴァンター空港まで飛びました。通路側で後ろの席だったので、「ザ・飛行機の旅」といった空撮写真も、初「ビーフオアチキン?」もありませんでした。飛行機の席を予約するときは機体前方で窓側の席にしたほうがいいです。たぶん。今度飛行機に乗るときは「ビーフオアチキン?」のために前の席にしようと思います。

ヘルシンキ到着

ヘルシンキ空港に15時頃到着しました。それで気づいたんですが、すごい暗いです。15時なのに。すこし移動して、5時くらいに取った写真がこれです。

17時頃?のウスペンスキー寺院。暗いし寒かった

冬のフィンランドは日照時間が短いらしく、10時から15時くらいまでしか明るくないです。太陽が出ても角度が低いため、影の面積が多い。日照時間が少なすぎて、人間が日光浴で生成(?)できるらしいビタミンDが足りなくなるらしいです。

とりあえず食事

フィンランドの外食は人件費が乗って高いらしいです。でも、外食が必要になることはある。ということで、ハンバーガーとケバブ(なぜ?)の店がよくあります。写真はヘスバーガーという系列店のチーズバーガーセット。

チーズバーガーセット。8ユーロ、1000円くらい

ヘルシンキの街へ

ヘルシンキの街を歩いて観光しました。上で紹介したウスペンスキー寺院や、ヘルシンキ大聖堂をみました。写真はヘルシンキ大聖堂。

ヘルシンキ大聖堂。めちゃくちゃでかい。

ヘルシンキ大聖堂の階段の上に登って、街を撮りました。以上。

ヘルシンキ大聖堂の階段の上からの風景

寒いので、スーパーでケバブを買って宿に退散。

ヘルシンキ -> ヨエンスー

ヘルシンキの駅

 朝にヘルシンキ駅に行ったのですが、砂利を撒く車が走ってました。日本では融雪剤をまきますが、フィンランドでは砂利らしいです。確かに滑りにくいですが、タイヤが滑ってから発進する車をみているといいなとは思えない…。

そして、ヨエンスーまで電車に乗って到着しました。今回はこのへんで。次は…渡航前に高いと聞いていた食費の話かもしれません。