カテゴリー: ドイツ

ドイツ旅行日記 -7-

こんにちは.ようやく宿泊先でwi-fiを利用できるようになったmatsuです (1月14日時点).1月2日から滞在してるんですけど,1月13日の夜に問題が解決し,1月14日から晴れてwi-fiという名の恩恵を受けられるようになりました.

その問題についてですが,ただwi-fiのログインに必要なユーザー名とパスワードがわからなかっただけです…
というのも,シェアハウスの他の方に尋ねてみても,ユーザー名とパスワードは個々に与えられており,私がログインするには現在利用させてもらっている部屋の主つまりホストから聞く必要があるらしく,そして肝心のホストとは連絡がつかない状況でした.以前はメール送ると秒で返事が返ってきてたのに,まったく既読もつかなくなってました.

普段からお世話になっている姐さんに連絡しても,これについてはホストから伝えられていなかったらしく,また電話してみてもつながらないとのことでどうしようもない状況でした.

実務訓練での調べもの以外にも観光の計画を立てたり知らない土地をグーグルマップ事前に確認したり,加えてスマホ依存症の自分としてはネットはライフラインと化しているので,wi-fiが使えないのは私にとって致命的でございます.

wi-fiが使えなかった約2週間は,プリペイドsimを消費しまくりでした.
使ってたのはThreeの1年間12GBまでタイプで,事前に日本で購入していました.

上の画像にも書いてありますが,ヨーロッパだけでなくいろんなところで使えるものの,イギリス以外で使用すると1年ではなく2ヶ月しか使用できなくなるらしいです.自分のもドイツでsim交換したんですけど2ヶ月しか使えなくなってました.今回は滞在期間が2か月以内だったので問題なかったけど,お気を付けください.

これを2週間もしないうちに約10GB使っちゃいました.Youtubeも見ないで節約してたつもりだったのにガンガン使ってた.でも買い替えれば大丈夫かと気楽に思ってたんですけど,ドイツでは購入後アクティベートにビデオチャットで身元確認する必要があったり,またその身分証明に電子滞在許可所とやらが必要だったりと,調べていくうちに面倒な要素がどんどん発掘されて不安だらけ.
今使ってるやつのチャージも考えたんですが,イギリスで発行されたクレジットカード番号が必要だったりPayPalアカウントでバウチャーを購入し,遠回りステップ+手数料だったりでこれまた超めんどくさそう.
でもあと2GBだしなぁ.


事前にホストの方に必要事項として聞かなかった自分も悪いけど,外出時に使う用だったし,そもそもホストと連絡つかなくてこのままじゃ解決できないので最終手段に出ることに.

今回の滞在先を探すのに用いた民泊情報提供サービス “Airbnb” のサポートセンターに相談しました.サポートセンターとかって対応遅い印象あって正直使いたくなかったんですけどもうこれしか手がないので.
「リスティングにwi-fiの利用が記載されていたけど使用できない」
という言い分で問い合わせてみると,5分ちょっとで連絡が返ってきました.めちゃ返事はやいやん.
その後サポートセンターの方が連絡してくれたのか,ホストの方からすぐユーザー名とパスワードと謝罪文の返信がきました.
連絡つかなかった間何してたのか聞くと,現在進行形で友達と長期旅行へ行っているらしいです.旅行の邪魔して悪いけどメールくらい見ろ.

あっという間に解決できてびっくりしました.もっと早く問い合わせとけばよかった.
wi-fiが使える(データ通信量を気にしなくていい)って素晴らしいですね.ようつべようつべ.




ここでもう一要求してみます.
「外出用に取っていたプリペイドsimのデータ通信量をホストの不手際が原因でほとんど無駄にしてしまった!!!金返せ!!!😤😡🤑」

要約してみるとものすごいクレーマー発言ですね.でも嘘じゃないもんね.
どんな返事が返ってくるのかそわそわしていると,



お?




やりました.

低レベルな文法ミスについては見逃してください.

5千円程度でしたが,言ってみるもんですね.購入したsimのメーカーや領収書などは聞かれませんでしたが,正直に答えました.後日2月分の滞在費から引いてくれていました.
迅速かつ丁寧なご対応ありがとうございます.前言撤回いたしますサポートセンター様.

あたりまえのことかもしれないですが,今回の一件で以下の3点を教訓にしたいと思いました.
・必要事項は相手が音信不通になる前に聞きまくる
・問題をずるずる放置しない(今回の場合は返事待ちってのもあったけど同時に問い合わせとくべきだった)
・ぐいぐいいくと得をする(逆に黙ったままだと損するかも)
特に3つ目.

ちなみに残り2GBしかないプリペイドsimについてですが,この前のデュッセルドルフ・ケルン日帰り観光で使用したのは0.3GBでした.
ということはあと6日間観光できますね.
問題発生すること自体が面倒でしたが,追加購入しなくてよさそうなので結果オーライです.

宿泊先の評価も下げないでおきます.寛容なので.



文章ばかりの記事ですみません.
しかも1月14日の内容なのに投稿日が約1か月後になってしまいました.
めちゃめちゃ書くのが遅いです😭😭

ここまで読んでいただきありがとうございました.
Tschüss 🙂

ドイツ旅行日記 -6-

こんにちは,matsuです.前回のデュッセルドルフ・ケルン日帰り観光の続きで,今回はケルンでの観光について書いていきます.

ケルンへ

デュッセルドルフとケルンの行き来には Flixtrain を利用.たった3€でいけちゃいます.でも本数が少ないので帰りに乗り遅れないよう注意が必要です.

Frixtrain も Frixbus と同様に遅延がすごいです.30分以上遅れて到着しました.

Frixtrain も緑が特徴的

乗るときに駅員に予約QRコードの提示を要求されました.

電車の中についてですが,全体的に古めかしかったです.席とか結構ボロボロでした.wi-fiが使えたので全然気にしないです.

20分ちょっとでケルン中央駅に到着しました.
遅延のせいで時間も押しているので,さっさと駅から出ます.

駅構内の時点ででかいのが見えてます

ケルン大聖堂

駅を出るとすぐ左手にケルン大聖堂を拝見することができます.
生で見るとめちゃくちゃでかい.

写真に入りきらないくらいでかい!

すごくとげとげしているなというのが第一印象です.2本の大きな塔が特徴的ですね.
左上は修繕作業中のような状態になっていました.悔しい.
全体じゃなかっただけ良かったと言い聞かせます.

ケルン大聖堂は正式には “ザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂” と言います.ケルン大聖堂としか聞いたことがなかったので印象が変わりますね.
建設期間は600年以上です.現在も未完の建造物である,スペインのサグラダファミリアでも建設期間は約100年なので,かなり長い年月をかけて作られていることがわかります.

大迫力な大きさに加え,かなり細かく作りこまれているので,遠くから見ても近くから見ても圧巻です.

荘厳な風貌をしています

想像以上で圧倒されましたが,すごいのは外観だけではないです.
中に入ると大きな身廊,ステンドグラス,祭壇など見どころがたくさんあります.

アーチ状の高い天井 観光客もたくさんいました


ステンドグラス 他にもいくつもあり,どれも美しいです


ドイツの画家 ゲルハルト・リヒターが制作した
モザイクアートのようなステンドグラスも見られます


寄付金を納めてろうそくに火を灯してきました

大聖堂の入場は無料です.また有料ですが,階段で塔へ上り,鐘塔を間近で見たり,てっぺんから眺望を楽しむこともできます.

時間がなかったので塔へは上りませんでしたが,大満足です.
駅のすぐ隣だったのでアクセスも最高でした.来てよかった.

ホーエンツォレルン橋

ケルン中央駅,ケルン大聖堂からすぐ近くにはホーエンツォレルン橋があります.これはライン川にかかった鉄橋で,長さ約400mあります.

ホーエンツォレルン橋の特徴として,この橋のフェンスには南京錠がたくさんつけられています.これは “愛の南京錠” と呼ばれており,この橋を訪れたカップルが南京錠に自分たちの名前やメッセージを刻んでフェンスに施錠し,鍵をライン川に投げるんだそうです.

ロマンチックですね.400mにびっしりと南京錠が施錠されていました.
またこの橋からケルンの街並みやライン川を一望でき,橋を渡った対岸はケルン大聖堂とホーエンツォレルンをいい感じに撮影できるため,人気のスポットとなっています.


南京錠が多すぎて少し狂気を感じました

カップルが橋に南京錠をつけるのはこの橋以外にも,パリやセルビアなどヨーロッパのいろんなところで見ることができます.
調べたら日本にも南京錠橋あるんですね.もう世界中で見れそうです.

カップル関連なんですけど,ドイツでは老若男女問わず,カップルや夫婦が公共の場でもがっつりキスします.人混みでも気にせず堂々とズキュウウウンします.子供もまったく気にしてない感じでした.
これが文化の違いですか.

駅前や観光地など人が多いところでは
どこを見てもこの光景が視界に入ってきます
痺れません

ただスーパーの中ではやめてほしいです.
欲しい商品の前で始められた場合,終わるまで待つのも嫌だし,かといって「ちょっとすみません」って遮ってしまうと後が怖い.
野菜コーナーで2組該当していた時が一番腹が立ちました.こっちは玉ねぎが欲しいだけなのに.

日常的な挨拶感覚なのかもしれませんが,すごいですね.



ホーエンツォレルン橋を見た後,ライン川に沿って歩いていきます.
川沿いの道では多くの人たちがジョギング,サイクリングしていました.ドイツでは運動している人をよく見かけます.

途中で雨が降ってきました.観光日和ですね.

次の目的地が見えてきました

ケルン・チョコレート博物館

個人的にケルンで一番行きたかったところに到着しました.
世界で最大のチョコレート博物館です.
工場見学もできます.食品・飲料の工場を見学すると作りたてのものを試飲食できますよね.小学生のときに行ったグリコやアサヒの工場見学が楽しかった記憶があるので,今回も楽しみです.

短い橋を渡って入口へ


入り口 土曜の昼間だったけどあんまり混んでませんでした


チョコケルン大聖堂

ここではスイスのチョコレートメーカー Lindt が製造を担当しているため,ショップや工場ではいろんなリンツのチョコを楽しむことができます.

ガイドツアーなどもあるようですが,その際はオンラインでの予約は必要となります.入場チケットを買うことで博物館・工場見学ができます.カフェやショップに行くだけなら買う必要はないです.

入場チケットを買うと,チョコレートも一緒にくれました.やった.

工場の前に博物館で展示物を見学していきます.ここではカカオ・チョコの製造や消費の歴史についていろいろ展示されていました.

ドイツのチョコレートの生産量・消費量は世界トップなんですね.

ぶっちぎりのGermany


また,カカオが実際に栽培されている温室空間もありました.自動ドアが2重になっており,中は湿潤な環境が整っていました.


カカオがどれかよくわからないから適当に撮ったの図1


カカオがどれかよくわからないから適当に撮ったの図2


カカオかと思ったらバナナ図

中に入ると生暖かくてじっとりした空気が.
日本の梅雨,もしくは真夏の夕立後を思い出しました.

ドイツの冬は雨に降られてもすぐ乾いちゃうくらい乾燥しているので,このじめじめ感久しぶりだなーと思わされた空間でした.


他にも展示物を色々見て回っていると,だんだんチョコチョコしいいい香りがしてきました.わくわくしてきます.


匂いにつられて工場のエリアへ.
ここでは実際にリンツのチョコが液体の状態から型抜きされるまでの工程を見ることができます.

工場の一部 出来立てのつまみ食いも

型抜き後のチョコがベルトコンベアで流れるあたりにボタン設置されています.
このボタンが青色のときにぽちっと押すと出来立てを1つ食べることができます.

最高かよ

うまうま

最高すぎるので,知らない子供たちに紛れて4周くらいしました.
見学者数も少なかったのでほぼボタン押し放題だったんですけど,あんまりここにずっといると変な目で見られそうなのでこのくらいで.


もっとおもしろいのもありました.

カカオ・チョコレートの噴水

入り口にもチョコレートの噴水みたいなのがあったんですけど,こっちにはもっと大きな噴水が,しかもこのチョコも試食できます.

ちょうだいアピールをしているとお姉さんがウエハースにチョコをつけて渡してくれます.

うまうま

工場エリアを堪能したら次は2階へ.
2階ではチョコレートのデコレーションなどの製造過程を見ることができます.

ペンギンチョコ かわいい


オウムチョコ 高そうです

また,ここではチョコレートのトッピングをカスタマイズし,自分オリジナルのチョコを作ることもできます.
板チョコのベースとなるチョコ (ミルクとかホワイトとか) に,20種類以上のトッピングを4つまで選んで注文できます.

個々の注文用紙に記入してレジの方に渡します


今回はミルクチョコをベースに
・オレンジピールキャンディ
・ヘーゼルナッツ
・ハリボーゴールドベア
・キャラメルクッキーボール
を選んでみました.ハリボーグミもトッピングに含まれてました.さすがドイツ.

注文用紙を渡して会計を済ますと,30分後に取りに来てといわれました.


トッピングたち


注文したチョコが作られる様子を見ることができます

時間潰しもかねて3階へ.
3階は展示コーナーとなっており,昔販売されていた商品パッケージや広告などが展示されていました.


いろんな商品が並んでます


チョコの自動販売機みたいなやつ
お金入れてレバーをぎゅーって引っ張るとチョコが出てきます




博物館・工場見学を終えた後はカフェに直行しました.
チョコケーキがたくさん.

カプチーノとチョコケーキ
カプチーノに入れる用のチョコはもちろんリンツ

美味しかったです.チョコケーキが2,3口食べただけでもういいやってなるくらい濃厚でした.
続いてショップへ.

ショップにはいろんな味のリンツチョコが並んでます

ゲームコントローラーや工具の形をしたチョコも



短い時間でしたが満喫できました.
カフェとショップはタダで入れるので博物館に興味がない人も十分行く価値ありです.チョコが好きな方はぜひ.


雨やんでないかなーと思ったけどまだ降ってました.でも小雨だったから帽子をかぶれば大丈夫.
自分は徒歩できましたが,バスや小っちゃい列車みたいなのも中央駅前から出ています.


中央駅前⇔チョコ博物館を通るミニ列車

でもお金ないので帰りも徒歩です.



帰りは20:30分発の Flixbus でダルムシュタットへ.1時間遅延しました!

寄りたかったレストランが入り口まで溢れんばかりの客数だったので断念し,バス待ちがてら駅構内でホットドッグを購入.


はみだしすぎホットドッグ


ドイツの交通機関の利用にも慣れてきました


これでデュッセルドルフ・ケルン日帰り観光は終了になります.

デュッセルドルフとケルンには有名な観光場所が多いこともあり,たくさんの人でにぎわっていました.
あまり治安が良くないと聞いていたので夜歩き回るのが少し不安でしたが,特に何か巻き込まれるといった面倒毎は起こらなくてよかったです.
ただホームレスや歩きたばこしてる人が多いなーと思いました.
ケルン大聖堂前で布団を敷いている人もいました.すごいとこに住んでますね.
個人的にはダルムシュタットの方が住みやすいと思いました.

あと,日帰りじゃない方が良かったと後悔しています.時間が全然足りませんでした.実際に行ってみるといろいろ寄り道したいところができたし,ケルン大聖堂の塔も昇ってみたかったので,1泊2日がちょうどいいかもしれないです.


ここまで読んでいただきありがとうございました.
Tschüss 🙂

ドイツ旅行日記 -5-

こんにちは.糖のとりすぎで体が心配になってきたmatsuです.晩御飯によく作る肉じゃがにはじゃがいも,砂糖,みりんなど,糖質の多い食材や調味料を使っています.さらに間食としてチョコとグミ.極め付きはエナジードリンク.

流石に病気なる…

特に問題なのが間食ですね.ドイツに来てからお菓子を食べる量が増えてしまいました.美味しいのが悪い.


よく買うスニッカーズみたいなチョコ菓子
一気に3本以上食べると病気の確定演出が見れるかも?



今回は日帰りで行ってきたケルンとデュッセルドルフ観光について書きたいと思います.

ケルンとデュッセルドルフは,現在住んでいるダルムシュタットに対して北西に位置します.そしてこの2都市自体はとても近いので,簡単に行き来することができます.

位置関係 距離は約200kmほど

交通機関について,私は Flixbus を利用しました.Flixbus はヨーロッパで運行されている格安長距離バスです.ドイツでもフランクフルト・ベルリン・ミュンヘンなど多くの都市が発着地となっています.

Flixbus の運賃についてですが,ダルムシュタットからデュッセルドルフまでは片道約14€ユーロでした.日本円にして約1700円です(2020年1月現在).やっす.
費用を抑えたい人にはお勧めですね.

Flixbus の設備として,
・無料wi-fi
・USB電源コンセント
・トイレ
が備わっています.スマホが充電できるのはありがたい.

Flixbus のデメリットは,
・本数が少ない.1日に1本しか走ってないなんてことも.
・遅延がすごい.基本的に時間ピッタに来ると思わない方がいい.
・バスなので,やはり電車等と比較して移動時間は長い.
などが挙げられます.
本数が少ないうえに遅延の可能性も高いので,事前に,しかも結構余裕を持って計画をした方がいいですね.

また Flixtrain というものもあります.簡単に言ってFlixbus の電車バージョンです.安いけど本数が少なく,遅延.

今回の観光では特に予約しているものもなかったので,
ダルムシュタット⇔デュッセルドルフの移動には Flixbus ,
デュッセルドルフ⇔ケルンの移動には Flixtrain を利用しました.
これで合計5000円しないんだからすごい.

Flixbus の利用はサイトかアプリで予約します.クレジットかPayで決済し,予約が完了したら乗車券としてQRコードが発行されます.このQRコードをバスの運転手に見せたら乗車できます.
私はアプリを利用しています.サイトで予約した場合QRコードを印刷して見せないといけないらしいのですが,アプリの場合だと画面のQRコードを見せるだけOKです.便利ですね.

デュッセルドルフへ

まずは Flixbus が到着するダルムシュタット中央駅へ向かいます.朝4時に出発です.その後5時間のバス移動,9時には到着予定です.

人も車も見当たらず,静かでした

トラム内もガラガラ

今回は初めての利用なので,余裕をもって予定の30分前バス停に到着しました.Flixbus には予約時に到着時刻の15分前にバス停にいてくださいと言われています.事前に調べていたのですが,到着時刻より早い時間に出発することもあるんだとか.こわい.

だいたい何分遅刻してくるのかなーと思って待ってたんですけど,時間ピッタ理に到着してくれました.

緑色が特徴的なバスです

乗客は皆さん寝ていました.座席については基本自由席です.予約時に追加料金で指定することもできます.

どこか座れると来ないかなーって探してたんですけど,横になって寝てる人とかもいて座れるとこがない…
1.5席分とって寝てる人がいたので,起こさないように侵略して何とか1席確保しました.
見渡したけどUSB充電コンセント窓側にしかなさそうでした.残念.
と思ったら次のバス停で隣の方がおりてくれたので,窓側に座れました.

寝る前にルート確認しようと思ってwi-fiつなげようとしたら電波超よわよわでした.ないわー.


そうしているうちにデュッセルドルフ中央駅前に到着.
天気は曇りでした!天気予報では確か晴れだったのになー.

計画としては,「ケルン 観光」とかでググって一番上に出てくるような超有名どころばかり観光していく予定です.
日帰りで時間があんまりないので早速出発.

ダルムシュタットよりは都会な雰囲気 人もすごく多いです

デュッセルドルフには各国の企業が事務所を構えており,国際都市であることで有名です.またヨーロッパで最大級の日本人街があることでも有名です.日系企業も数多くあり,1万人以上の日本人が生活しています.

インマーマン通り(Immermannstraβe) には日系企業や日本食・日本雑貨の店が集中しており,日本語だけでなんとかなるくらい日本文化が発信されているらしいです.
他国で展開されている日本の店とかどんな雰囲気なんだろうと興味あったんですが,時間の都合上この通りは寄りませんでした.ヨーロッパで日本の土産はいらないし,日本食は帰国してから存分に楽しみたいと思います.

あんまり日本人ぽい人とすれ違わなかったけど,日本人にとっては快適に過ごすことができる街なのかなと思いました.

ケーニヒスアレー

初めに訪れたのはこちらの並木道,ドイツ語で “王の小道 (Königsallee)” という意味の,1kmほどある小道です.両サイドには高そうなお店やレストランなども並んでいました.

車も結構走っていますが,優雅で落ち着いた雰囲気でした夜はおしゃれにライトアップされました

街を歩き回って思ったんですが,建物が全部ものすごくでかい.ダルムシュタットもそうなので,ドイツ全般で言えることなのかもしれません.特に交差点なんかは,高い建物に挟まれているせいか奥行きの立体感が半端ないです.普通の道でもおしゃれに感じました.ヨーロッパはおしゃれバイアスがかかっています.

巨大です
すごい奥行きを感じます

Gehry-Bauten

中央駅から離れ,港のほうまで歩いていくと,面白い見た目の建物がありました.

ユニーク建造物1

なめらかな曲線状だったり角ばってたりしています.そして妙に傾いています.

ユニーク建造物2

写真だとわかりづらいですが,こちらの建物はアルミ板のような材質で作られていました.さわってみるとべこんべこんなった.これも変な形してますね.高さも様々でした.

Gehry-Bauten とは “ゲーリーの建物” という意味で,カナダ出身の建築家フランク・O・ゲーリーという方がデザインした建物になります.
デュッセルドルフには他にも世界的な建築家たちが手掛けた芸術的な建造物が数多く存在します.形が面白いだけじゃなく,ヒト型のオブジェクトが張り付いている建物とかもありました.街を歩くだけでいろんなアートを見ることができてきます.

ラインタワー

Gehry-Bauten のすぐ近くにはラインタワーが立っています.
ラインタワーは名前にもある通りライン川沿いにあるタワーで,高さが234mと,州の中で最も高いタワーになっています.
地上から高さ168mのところが展望台となっており,デュッセルドルフの町が一望できます.

ラインタワー全体図 曇天が背景となっています 入り口付近 近づくにつれてワクワクしてきました

中は結構狭く感じました.チケット売り場があって,あとはエレベーターで昇るだけです.中央は世界時計になっていました.

現在時刻17:42 日本は夜中です

チケットを購入していざ地上168mへ.


ライン川大きいです

Gehry-Bauten も確認できました

夜の景色の方がキラキラしててきれいかなと思い午後に昇ったんですけど,明るいうちに昇った方がよかったかなーと思いました.
暗くて遠くの景色がよくわからない…

展望台にはバーもあって食事が楽しめますが,景色を眺める以外に特にすることはないです.


ちなみに,暗くなるとラインタワーが白や赤・黄色のライトがぽつぽつ点滅します.これは時計の役割を持っていて,現在時刻を10進法で表しています.

色の役割としては,
・白…数字を表す
・赤…どこまでが秒,分,時を表しているのかの境界を表す
・黄…秒が分,分が時に繰り上がった時に点滅してお知らせ
となっており,上から
時→分→秒 (十の位→一の位)
で点灯しています.

上記は1,2分眺めてみてわかった法則になります.
一通り見たわけでも調べたわけでもないので,間違えている部分もあるかもしれません.

夜の10進時計 撮影時間が17:44なので,
上から順に1,7,4,4つずつ白が点灯しています
また38秒だったこともわかります



少し長くなってしまったので,ケルンでの観光は別にしたいと思います.
ここまで読んでいただきありがとうございました.
Tschüss 🙂

ドイツ旅行日記 -4-

こんにちは.エナジードリンクを手当たり次第に買っているmatsuです.ドイツに限らず,海外には本当にいろんな種類のエナジードリンクが売っていますよね.
日本では未発売のものもあって,海外へ行ったらそいつらを飲み比べていきたい! っていうのがやりたいことの1つでした(笑).

近くのスーパーにも十数種類と,たくさんおいてありました.
まだ網羅してませんが,今のところ一番好きなのはこれ↓

JUICED MONSTER MANGO LOCO

モンスターのマンゴー味.最初は缶のデザインに魅かれてカゴに入れたんですけど,味も大当たりでした.トロピカルフルーツみたいな味でエナジードリンク感があんまりない.大学のコンビニにも売ってほしいなー.

他にも飲んだエナジードリンクについて話したいですが,今回お伝えしたいのはこちらの部分になります↓

飲料容器のデポジット

バーコード上のリサイクルマーク

このマークがかいてある缶や瓶・ペットボトルはお金になります
正確には返金されます.捨ててはなりません.

ドイツでは缶・瓶・ペットボトルの商品を買うと “pfand” とよばれるデポジットが上乗せされます.再利用できる容器の回収率を上げるための制度になっています.

買い物レシート モンスターエナジー3本に対してそれぞれ0.25€が加算されています

このように,商品の料金に加えて容器のデポジットを支払わなければなりません.
初めて買い物したときはこのことを知らなくて,計算してたより高い買い物した上に身に覚えのない商品を買ったのかと困惑しましたが,後で姐さんに教えてもらって解決しました.

このデポジットを返金してもらうには,こちらの機械に容器を投入します.

容器を回収する機械

この丸い穴に投入すればどんどん飲み込んでいきます.瓶ビールなどをケースごと購入した場合は下の投入口にそのまま入れることもできます.バーコードを読み込んで回収するらしいので,ラベルをはがしたり,容器を潰さないようにしましょう.機械の外見は店によって異なりますが仕様はどこも同じです.容器の回収は買った店じゃなくても大丈夫です.

全部投入し終えたら,横の画面付近からレシート発行.このレシートをレジへもっていけば返金ができます.買い物にこのレシートを加えて,合計金額から返金額を引いてくれることもできます.

pfandrückgabe(デポジットの返金)として1.25€引かれてます

デポジットの金額は,缶・ペットボトルは0.25€,瓶は買ったことないですが0.08€らしいです.
また,一部のペットボトルや瓶はデポジット制度対象外の容器になっていることもあるので,リサイクルマークがあるか確認しましょう.

日本でも,マックスバリュで似たような回収機を見たことがありました.ペットボトル入れたらWAONポイントが貯まるとか.

日本も負けてないと思いますが,ドイツの環境意識はすごく高いですね.
関連するものではエコバッグの利用があります.ドイツではレジで商品をビニール袋に入れてくれることはありません.有料のビニール袋を買うこともできますが,多くの人がマイバッグを持参しています.またいろんな店に自店のロゴが入ったエコバッグを売っていたり,観光地ではお土産としてエコバッグがたくさん売られています.ドイツはエコバッグ大国です.私も1つくらいお土産で買おうかなと思います.

余談

エナジードリンクの他にも日本にはないお菓子とかいっぱいあるので,買い物するのはすごく楽しくて好きなんですが,レジがちょっと苦手です.
レジでは初めに買う商品をベルトコンベアに並べて,最後に仕切り棒を置きます.コストコといっしょです.というか海外全部これなのかな.
この後が大変.

まずレジ打ちの商品を通す速度が超絶早い.どの店も早い.
シュシュシュシュって感じで買ったものがあっという間に溜まっていきます.
この時点でマイバッグを広げていなかったらアウト.相手は私の状況など気にせず,「お会計○○€になります.」と,次のステップを踏んできます.ペースを持っていかれではだめです.
私はいつもここでもたついてしまいます.特に小さいものいっぱい買ったとき.

そして買ったものが全然バッグに入れられてない状態で会計を済まそうものなら,次の客の商品がながれ込んできてごっちゃごちゃになります.もう負けです.

一度負けそうになりましたが,次の客が優しい方で,全部詰め終わるまで笑顔で待っててくれました.感謝申し上げます.

最近になってようやくこれにも慣れてきましたが,まだまだ負担が大きいです.
スーパーでの支払いについては,初めはキャッシュだったんですけど今はずっとクレジットカード使っています.
クレジットカードを使うことで,お金を出すもたもたを軽減させるだけでなく,私のスペックとは関係のない待ち時間を発生させることができます.
この間にカバンに詰め込むこともできるし,周囲には
「この待ち時間は私のもたつきではなくクレジット決済中に発生するものです」
ということを伝えることができます.
たくさん買い物したときは結局詰めるのに時間がかかって意味ないんですけどね.
繊細なのか考えすぎかわかりませんが,周囲に早くしろよって思われてそうなのが嫌なので.
ただの会計なのにこんなに必死になって疲れるのも,ゆっくりやってくれないレジ打ちが悪い.



今回は環境先進国ドイツの一部について紹介してみました.
読んでいただきありがとうございました.
次回は観光したことについて書きたいなと思います.
Tschüss 🙂

ドイツ旅行日記 -3-

こんにちは.自室のドア施錠のコツをつかんできたmatsuです.劣化だと思うけど,本締と受座が若干ずれているみたいで,しっっかりドアを閉めないと鍵がかかりません.なので鍵をかける瞬間だけドアノブに全体重をかければ大丈夫.正直めんどくさくて全然大丈夫じゃないけど,ガチャガチャしてたらたまに施錠できる というランダム要素よりは数倍マシなので安心しました.


姐さんが実務訓練先までの道のりの下調べや,初めての買い物についてきてくれました.一応事前に調べてたけど,現地の方が一緒だとわからないこともすぐ解決できるので嬉しいです.そして何より心強い.

ダルムシュタット・ヘッセン州立博物館

姐さんが午前中は用事があるらしく,15時にLuisenplatz広場に待ち合わせということに.暇だったので待ち合わせまでの間にダルムシュタット・ヘッセン州立博物館へ行きました.Luisenplatz広場からすぐ近く(歩いて5分くらい)にありました.

宮殿風で歴史を感じさせるかっこいい博物館でした.

重厚な外観

入り口ではライオンがお出迎え

写真撮って怒られるのが嫌だったので展示物の写真はありません.すみません.でもカメラぶらさげて練り歩いてる人もいたし,撮影OKだったんですね.
内装だけでも撮ればよかったー.気になった方は実際に足を運んでみてね.

この博物館外観からでも伝わるかと思いますが,結構広いです.すぐ見終わっちゃうかなーとか思ってたけど結局最後まで回り切れずに時間が来てしまいました.悔しい.

内部は3階+地下1階の構造です.
・Graphic Collection
・Art after 1945
・Karl Freund Gallery
・Earth and Life Story
・Arts and Crafts up to the 19th century
・Weapons Hall
・Zoology
・Antiquity
・Art Nouveau
・Prehistory and History
・Egyptian Collection
・Painting 13th – 17th, 17th – 20th century
と,展示物も様々なカテゴリに分けられています.
どこも興味深いですが,自分は特にZoologyのエリアが好きでした.標本がめっちゃある.

様々な生物種の標本がおしゃれに敷き詰められています

日本の生き物もおいてありました.「世界一大きい・小さい○○」というコーナーではオオサンショウウオとタカアシガニが世界一大きい生き物として展示されていました.知らなかった.

他にもカフェや図書館などがあり,想像以上にボリュームがある博物館でした.楽しかった.



余談ですが,帰りにふらっとお土産コーナーに入ってみると,

いろんな国のいろんな単語ポストカード

 

Karōshi ?
一体どういう意味なんでしょうか.興味深いですね.

お買い物

博物館を後にして,Luisenplatz広場をぶらぶら.バス停だけじゃなくデパートや飲食店も多く,栄えています.

途中雨が降ってきました.やや強めの雨だったため折り畳み傘を急いで差し,引き続き散策.

辺りを見回すと,傘を差している人は1割程度.結構降ってると思うのにみんなフードかぶったりそのままだったり.
ドイツ人が傘をあまり差さない情報は聞いたことがあったけど,これほどとは.

ほとんどの人が傘を差さずに歩いています

今回は一瞬で止んだので被害も少なめかと思いますが,土砂降りでも傘差さないのかな.

その後姐さんと合流し,傘について聞いてみると,持ち歩いたり差すのが面倒なんだとか.いや濡れる方が後々面倒でしょ.ちなみに姐さんはちゃんと差す派らしいです.

White Tower 美しい塔です

 

ライトアップ 一部不点灯
下見もばっちり

 

一通り歩いた後,アジアの食材が売っている go asia というスーパーへ連れて行ってくれました.ここも結構広い.

Galeria Kaufhofというデパートの地下にあります.

レジ打ちも客もほとんどが中国人でした.商品も中国のものが大半だったけど,お好みソースやキューピーマヨネーズなど日本の調味料も一通り揃っていました.

今回はしょうゆ,みりん,だしの素を買いました.これで肉じゃが作り放題だ.

これでなんでも日本風味になります
ドイツ人の主食 じゃがいも🥔

材料も買ってきました.どれもコストコでみるサイズです.
毎日じゃがいも料理とか飽きそうですが,腹減ってたらそんなの関係ない.というかじゃがいは結構好きなので私は全然いけます.
またスーパーによってはたくさんの種類のじゃがいもがあるらしいので,いろいろ試してみようと思います.

今更ですが,肉の代わりにソーセージ使ったらポトフですね.


go asia で引き続き買い物をしていると,

姐さん「そうだ.Glückskeks買ってあげる.」
私「ありがとうございます!(なにそれ)」



Glückskeksを買ってくれました.

Glückskeks

その正体はフォーチューンクッキーでした.
今思うと一度もフォーチューンクッキー食べたことなかったです.ドイツのはどんな言葉が書いてるのか楽しみだったので家に帰ってさっそく開封.中はよくみる二つ折りの固めのクッキーでした.味はおいといて,メッセージメッセージ.

もちろんドイツ語

 

Google翻訳さーん!
これくらいの文章は読めるようになりたい…

翻訳結果

 

これは...
引きこもれということでしょうか.

もうすぐ実務訓練始まるんだけどどうしよう…


ちなみにこのフォーチューンクッキー,中国発祥のお菓子かと思ってたんですけど,アメリカの文化でもあり,さらに起源は日本らしいです.第二次世界大戦前にアメリカにいた日系移民の方が,2つ折りにしたせんべいに手紙を入れて来客に渡しており,それが第二次世界大戦後に中華移民の人たちによって広まっていったんだとか.


今回は以上になります.
またなにかあれば記事を更新したいと思います.
読んでいただきありがとうございました.
Tschüss 🙂

ドイツ旅行日記 -2-

こんにちは.1¢, 2¢, 5¢の使い方がわからないmatsuです.バスの乗車券買う時にも小さい硬貨は使えないみたいで.1€や50¢になると使い道が多く便利なのですが… この子たちの財布内における占有率がどんどん上がってきて心配です.

宿泊先へ

フランクフルト空港へ到着した次は宿泊先のダルムシュタットへ.移動には空港からダルムシュタット中央駅へ直結しているAIRバスを利用しました.
しかしここで1時間以上のロスタイム.SIM交換に手間取ったのもあるけど,自分でも驚くほどの方向音痴っぷりを発揮.この空港迷いやすい構造してないと思うのに…
ドイツに着いて早速道を尋ねることになりました.案内所のおっちゃんありがと.

やっとみつけた

 

めちゃめちゃ近い距離にありましたバス停.すぐ近くには時刻表も.
宿泊先のホストの方には「宿泊先の近くで待ってるから17:00に来てね.」と言われていたのに,この時点で17:40.
焦りながら現状を連絡すると,

ホスト「僕の友達がLandskronstrasseで待ってるからじゃあそこに来て.」
と返信が.
調べるとLandskronstrasseは宿泊先に最寄りのバス停の名前でした.名前長いね.AIRバスはそこまでいかないらしいので,中央駅の次に停まるLuisenplatz広場で降りた方がいいとのこと.

言われた通り中央駅をスルーしてLuisenplatz広場へ何とか到着.
そこはたくさんのバスとトラムがせわしなく行き交う広場でした.

Luisenplatz広場(別日に撮影)  矢印はバス停

線路もごちゃごちゃしてるし近い距離に何個もバス停あるしどれに乗ればいいのかわかりませんでした.公共交通機関の利用は日本でもあやしいくらい苦手なのにこんなの見たくなかった.

歩き回っても調べてもちんぷんかんぷんだったので温厚そうなおばあさんに尋ねました.

私「(ドイツ語で返してきませんように..)すみません.Landskronstrasseってとこ行きたいんですけど..」
おばあさん「私も同じ方向のトラムに乗る予定なの.ここで待ってて大丈夫よ.」
私「ありがとうございます!!」
他にもどのバス停がどこ方向へ行くやつだとか教えてくれました.めちゃいい人でよかった.

安心しておばあさんの横で待っていると,
JK1「君乗車券買った?」
私「🙄」
JK2「買い方わからなかったら教えてあげるよー」
私「😭😭😭」
切符の買い方まで懇切丁寧に教えていただきました感謝感激雨霰.

ちなみにAIRバスを利用したときは乗車時に,
私「ダルムシュタットワンウェイティケット」
と運転手に言って乗車券を購入しました.これで券売機でも買えるようになりました.

また切符を買っているときにも,
おじいちゃん「迷ってるの?」
兄ちゃん「重そうにスーツケースもってうろうろしてたけど大丈夫か」
などといろんな方が話しかけてくれました.
手助けに飢えてるのかと思うほど優しい人たちばかりでびっくりしました.
知らない人(しかも外国人)にもガンガン助けに行く心持は見習いたいです.

そんなこともありなんとかLandskronstrasseに到着.
予定よりだいぶ遅くなったけどホストの友達(以後姐さん)がちゃんと待ってくれてました.

宿泊先到着

19:00頃にようやく自分の部屋に到着しました.暖かくて快適です.
今回泊まるところは個室ありのシェアハウスで,中国人の男の子とインド人の女の子が住んでました.他にもあと2人住んでいるらしいですがそのときは不在でした.

疲れたし今日は軽く挨拶を済まして風呂入ってすぐ寝ようとしたところで問題が.


部屋の鍵がかからない…
壊れてはないみたいだけど,どっかに引っかかってる感じでかからない.

GO☆MI

ずっとガチャガチャやってもうまくいかず,強くひねりすぎて鍵も壊れそうなのでチャイナボーイにヘルプ.自分よりもアグレッシブにガチャガチャやってくれました.
バッタンバッタンやってると鍵がかかったような音が.その後何度か試していると,

チャイナボーイ「壊れるくらいの勢いで強く閉めたらたまに鍵かかるねこのドア」

はえ~😶



これから2ヶ月頑張ります.この部屋で.
Tschüss 🙂

ドイツ旅行日記 -1-

あけましておめでとうございます.matsuです.
ドイツでの実務訓練期間中に体験した出来事や愚痴についてゆっくり書いていこうと思います.写真の撮影技術や文章力が著しく低いですが,最後まで読んでいただければ幸いです.

出国

半年~1週間ほど前までは不安よりも楽しみの方が大きかったドイツへの実務訓練でしたが,前日のパッキング中や搭乗の時間になると超日本が恋しくなり,仕方がないほど行きたくなくなりました.これが 約束の日が近づくと憂鬱になる症候群 ですか.
思えば大学に入学して豊橋へ引っ越してきた日も同じような気分になってたような.. 生活環境が大きく変化するとブルーになるみたいで,初日から謎の精神ダメージを受けました.

飛行機の出発は8時20分で,余裕をもって行動したかったため5時半起きでした超眠い.セントレアから一旦成田空港へ飛び,国際便に乗り継いでフランクフルト空港へ行きくスケジュールとなっています.帰りも同じ.
飛行機はJALを利用しました.カタール航空の安さに一回魅かれましたが,初の一人海外なので安心できる方を選択.

グッバイジャパン

 

私が機内で一番楽しみにしてたのが機内食です.味とか関係なくなんかわくわくする.

出てきた機内食  味噌汁は学食のよりも具が入っていませんでした

 

機内食美味しかったです.本岡シェフ万歳.

このあとは映画や仮眠で時間を潰すことに専念.途中斜め前にいた赤ちゃんのギャン泣き範囲攻撃を自前のイヤホン&トイストーリー4鑑賞で華麗に回避.

フライトマップも楽しい

 

約12時間のフライトだったので終盤はさすがに退屈でしたが,思った以上にストレスなく過ごすことができました.
隣のアジアンガールを除いて.

長時間のフライトなのでトイレのことも考えて私は通路側を予約していました.そのおかげで自分は楽々トイレ行き放題.
しかし窓側に座ったアジアンガール,この子もめっちゃトイレ行くやん.というかめっちゃ水飲むやん.
自分の4倍以上の頻度で,その度に体動かしてどいてと面倒でした.寝てる時もお構いなく肩叩いてくるし.食事中はトレイテーブル出してるんだから勘弁してくれー.

そして胡坐をかくな.

入国

無事にフランクフルト空港に到着しました.スーツケースもロストバゲージしなくてよかった..

初めて生で見るドイツの景色は,悪天候でした.飛んでる時に見たぶ厚い雲で何となく予想できたけど.
そして寒い.機内が暖かかった分外出るともっと寒い.

初ドイツ  天気が悪くてとても寒い

 

楽しみと不安でいっぱいですが,疲れたのでとりあえず今は宿泊先について早く寝たい..



ためになる知識など皆無の内容でしたが,読んでいただきありがとうございました.
今後も記事を更新すると思うので,よろしくおねがいします.
Tschüss 🙂

おまけ

機内食にハーゲンダッツがついてきました.美味しい.
ハーゲンダッツについてですが,名前は Häagen-Dazs と書きます.

私「aの上にちょんちょんあるやんこれ」
ドイツ語については発音文法単語すべて最低レベルの私でも,ウムラウトについては覚えていました.

私「よってハーゲンダッツはドイツのアイス.流石だね.」

と思いきやアメリカ発でした

気になる名前の由来について,

高品質な乳製品の産地をイメージさせる北欧デンマークの首都”コペンハーゲン”と、それに響きのあう”ダッツ”という言葉を組み合わせた造語で、言葉自体に深い意味は無い

ロゴタイプ(文字)もヨーロッパを想起される様に、Haagen-Dazsの「a」の上に「ウムラウト(・・)」というドイツ語(ゲルマン語)の文字に使用される記号が使用されているが、特に意味は無い

引用元:「ハーゲンダッツ」の由来

とのことです.しっかり騙されました.

ドイツ出身じゃないのねあなた

ダルムシュタット滞在記⑧|ドイツ滞在許可取得

この記事は2018年3月時の情報を基に記載しています.情報が古くなっている恐れがありますのでご注意ください.

えー...とっくに日本に帰ってきてたshiraiです.
滞在許可が下りた時の話を書いてなかったので備忘録として残しておきます.
以前書いた内容と重複する部分もあるかもしれませんが,帰国までの流れを時系列にまとめて記します.

1/18 住民登録

これは以前書いたとおりですね.ドイツに2~3ヵ月以上滞在する人は避けて通れません.詳しくはこちら

2月上旬 アポなし凸

住民登録後に滞在許可についての話のために役所から手紙が来ると聞いていたのですが,全くこなかったため.痺れを切らしてアポなし凸しました.この時,用意していた保険証明書や研究所からの招待状,パスポートなど必要であろう書類を持っていきました.アポなしだったのですがアポが無い時間だったようで話を聞いてもらえました.また,自分の苗字のスペルで担当が変わるため,部屋の表札に書いてあるアルファベットを確認して部屋に入るようにしましょう.
話し合いの結果,必要な書類と次の面会時間をまとめた手紙を送るので,それを待つようにとのことでした.

2/13 手紙を受け取る

手紙によると次の面会はちょうど一ヶ月後.それまでに必要な書類をそろえなければなりません.必要な書類は以下のとおり.

  • パスポート
  • 写真(パスポートサイズ)
  • 研究所との契約書(Guest Agreement)
  • 研究所からの招待状(Invitation Letter)
  • 大学院への入学(合格)証明書
  • 奨学金需給証明書
  • ブロックドアカウント開設証明書 (詳しくはこちら)
  • 賃貸契約書
  • 住民登録証明書
  • 健康保険
  • 添付された申請書 (手紙に同梱されていました)
  • 申請書以外はコピーを持参(持参しないとコピー1枚につき0,5€追加)

なお,英語で用意していた書類はすべて研究所の人にドイツ語に翻訳してもらいました.翻訳証明は必要なかったです.今回は研究所での滞在だったため,学生ビザではなく就労ビザが下りることになりました.給料は一切もらってないのに.

3/13 予約当日

手紙にはドイツ語が話せない場合話せる人を連れてくるように,と書いてあったのでついてきてもらいました.朝9時前に.ありがとうヨハン君.
担当官との話は全部彼にやってもらいました.自分がやったことは滞在許可申請料100€を支払うだけ.書類も不備が無かったため1ヵ月程度で許可証が発行されるとのこと.研究所との契約が5月末までだったため,その日までの滞在許可が下りるそうで,それ以降の滞在には仮ビザと呼ばれる,本来は次の滞在許可取得までのつなぎとして使われるものを発行してもらえるらしいです.これでようやく一安心です.

4月上旬

滞在許可証が出来たと手紙が届きました.そして受け取ったのがこちら.

これでとりあえず5月末までの身の安全が確保できました.仮ビザは必要になった時にアポなしで外人局に行って20€くらいで2週間分程度の滞在許可延長ができるみたいです.

5月下旬

そろそろ滞在許可が切れるので延長申請.これまたすぐに終了.今回はカードではなく紙きれをもらいました.
同時に,帰国準備のため,住民登録解除の申請を行いました.場所は住民登録した場所と同じで,日本に帰ると一言告げて終了しました.入るのにあんな苦労したのに出てく時は一瞬...
また,銀行口座を解約してブロックドアカウントに残っているお金をすべて引き下ろします.これも日本に帰るから解約すると告げたら終わりました.残金を引き下ろせるカード1枚もらってATMで引き出して終わり.
これで帰国準備は終わりです.さらっと書きましたが結構大事なことなので忘れないようにしてくださいね.

6月上旬

帰国.蒸し暑い.ラーメンうめぇ.といった感じで5カ月にわたるドイツ生活が終わりました.ドイツ生活の記事は気が向けば書いていこうと思います.
今後のこのブログについてですが,来年の1月から,僕らと同じように後輩たちが海外に飛び出します.彼らもまた海外での暮らしを発信してくれるそうなので,来年は彼らがこのブログ更新を引き継いでくれることになります.
これにてドイツ生活の記事はひとまず,区切りとさせていただきます.記事をご覧になっていただいた皆様,ありがとうございました.

ダルムシュタット滞在記⑦|ドイツ料理

こんにちは.知らぬ間に卒業していたみたいです.
日本にいない間に目まぐるしく変わっていく環境に切なさを覚えます.

さて,今回は今までに食べた料理(ドイツ料理とは限らない)を紹介していきます.

Linseneintopf


レンズ豆のスープです(上の写真は豆じゃないかも).顎を破壊する程度の硬いパンとソーセージと一緒に食べます.
味付けは多種多様でヘルシーなのにお腹にたまるというダイエットするには最適な一品.

Spitzkohl

ロールキャベツ.日本と違うところはキャベツの表面を焼いて少し焦げ目をつけてあるところでしょうか.
外れなしにうまい.

Geschnetzeltes


ビーフストロガノフ.煮込み料理はたいていおいしいです.

Currywurst

ドイツの伝統的ジャンクフード,カレーソーセージ.ケチャップにカレースパイスをふんだんに使用して,フライドポテトとソーセージをからめて食べます.
暴力的にうまいってこういうことを言うんでしょうね.

Weißwurst

南部ドイツの伝統料理,白ソーセージ.焼かずに茹でて,皮を剥いてから食べます.ハーブが練りこまれていて味わい深いです.

Schweinebraten

ローストポーク.付け合わせのじゃがいもとの相性抜群です.あっさりしていて食べやすい.

Rinderroulade

牛肉の肉巻き.中にはピクルスやベーコン,玉ねぎなどが入っています.付け合わせのSauerkraut(紫キャベツの漬物)とKnödel(ジャガイモやパンから作られる団子)もドイツではよく目にします.

Schnitzel

いわゆるカツレツ.日本との違いは衣がやわらかくさっぱりとしている点.これがうまいんだなぁ.

これらは研究所や近くの大学の食堂で食べられます.メニューは日替わりでものによりますが大学だと2.5~4€,研究所だと4€~7€くらいですね.

壮大な飯テロをかました反動で胃袋が食を欲しています.よって今日はここまで.
空腹で倒れる前にさようなら.

ダルムシュタット滞在記⑥|ドイツの交通事情

この記事は2018年3月時の情報を基に記載しています.情報が古くなっている恐れがありますのでご注意ください.

5人中3人がすでに帰国したおかげで甚大なコンテンツ不足に陥っているこのブログ.今日もせっせと書いていきます.
今回はドイツでの移動手段についてです.ドイツでの移動手段はこんな感じ.

  • トラム
  • バス
  • 電車

行き先によって異なりますが,大体の移動距離の目安はトラム<バス≦電車≦車といったところでしょうか.

トラム

市内の移動にて使用.自分はアパートからダルムシュタット駅間の往復によく乗ります.各停留所に切符売り場があり,片道券や1日券,1ヵ月券などを買うことが出来ます.
ダルムシュタットが位置するヘッセン州内のトラムはほとんどRMVという会社が運営しています.スマホアプリでは路線情報を調べることができる他,当日の切符を買うこともできます.

バス

中~長距離移動にて使用.ダルムシュタットの広場からフランクフルト空港までバスが出ているので,空港から最寄の駅で乗り換えることで遠方へ旅行ができます.
また,国外の旅行にはFlixbusが便利です.こちらもアプリにて予約することができ,例をあげるとベルギーのブリュッセルからフランクフルト間をわずか20€以下で移動できます.
こちらは長距離の移動に加え,運転が荒い場合もあるので乗り物酔いする方は注意が必要です.

ドイツにはかの有名なアウトバーンがあります.夜間の空いている道なら300km/hを越えることもあるそうな.
この話を聞いた瞬間にドイツで車に乗ることを未来永劫あきらめました.上記の長距離バスもこの道を通るので中々激しいです.

電車

旅行の際はほとんど電車に乗っています.ドイツの鉄道運行会社Deutsche BahnのアプリDB Navigatorでは路線情報を調べたりチケットを買うことが出来ます.
万が一電車に遅れが生じた場合でも,その遅れに従って乗り換え案内を表示してくれるので大変使い勝手がいいです.
アプリで買ったチケットにはQRコードがあり,乗車後にそれを車掌に見せるだけでオーケーです.
他のヨーロッパの国と同様にドイツは一部の交通機関を除いて改札がありません.そのためWish my luckといって乗り込む輩が多数いるとか.
良い子はまねしちゃだめだゾ.

ドイツで電車の切符を買う場合,事前に予約することで大幅な割引を受けることが可能です.
割引値段はSparpreis,非割引値段はFlexpreisといい,予約する時期によっては半額以下になることも.
しかし,Sparpreisを利用するには一定の条件があります.まず,ICEまたはICを利用すること.これは日本の新幹線のような車両にあたります.
また,ICEやICは指定した時間に運行されるものしか乗ることができません.
基本的に長距離移動ではICEに乗るのであまり意識せずとも割引を受けられると思われます.
特定の車両は1stクラスと2ndクラスで車両が区切られており,特別なサービスを受けることができますが,チケット代は倍程度かかります.
さらに割引を受けられるシステムとして,BahnCardというものがあります.
BahnCardには25,50,100のランクがあり,ランクの数字が割引率となっています.100を買えばすべてが無料になります.
以下にカードの種類をまとめておきます.
 

種類\ランク25 (1st / 2nd)50 (1st / 2nd)100 (1st / 2nd)
My BahnCard (26才以下)81€ / 39€252€ / 69€取り扱いなし
BahnCard         (27才以上)125€ / 62€515€ / 255€7.225€ / 4.270€
Probe BahnCard (3ヶ月有効)期間限定期間限定2.295€ / 1.275€

これらは1年間有効(Probeは3ヵ月)で,期限が切れる6週間以上前に解約手続きをしないと新しいカードが送られてきて問答無用で支払いを命じられます.
また,1ヵ月単位で契約が可能なBahnCard Flexというものもありますが,こちらは銀行口座がないと買えません.
カードはネットか駅にて買うことが出来ます.そしてMy BahnCardがこちら.

1年に1回でも長距離移動をすれば元が取れます.
しかしMy-/BahnCard50を買う際には注意が必要です.BahnCard50ではFlexpreisのみ50%OFFとなり,Sparpreisは25%OFFで,BahnCard25と同じです.
従って,事前に旅行計画をしっかり練る方ならBahnCard25で十分です.

その他ドイツの切符には,週末乗り放題チケットや州内乗り放題チケット等おとくな券が多数あるのでぜひドイツ旅行の際は活用してみてください.
それでは今回はこのへんで.