近況報告と居住許可について

どうも卒論執筆に追われているある日です。
なんだかんだたくさんの人にブログを見てもらっているらしく,うれしい限りです.

最近の痔に関する記事の連投を阻止するためにも,まじめな記事担当のある日がビザや居住許可について書いていきます.

 

オランダでのビザ

※ 記事中の情報は2017年11月のものです.詳しくは大使館の情報などを参考にしてください.

ヨーロッパをはじめとした多くの国では3ヶ月以上滞在する場合,滞在理由に合わせたビザが必要です.オランダでは入国に必要なビザである,Provisional Residence Permit(MVV)Residence Permit(居住許可)を取る必要があります.

ありがたいことに,一つ目のMVVは日本国籍所持者であればとる必要がなく,免除されます.さすがニッポン.

申請の大まかな流れはたぶんこんな感じになります (Study Visaの場合):

  1. 航空チケットを買う
  2. (留学の場合) 英語に翻訳された卒業証明,成績証明などを郵送.
  3. 現地の大学経由で居住許可の申請を行う
  4. Appendix Antecedentsなど書類を送る
  5. 手数料と現地滞在費を送金 (これがツライ)
  6. めでたく居住許可が下りる
  7. 現地に到着
  8. オランダ移民局 (IND)で指紋などの提出
  9. おわり

やっと手順の5まで来ました.オランダの法律で決まっているため仕方がないのですが,送金額がなかなかきついです…
入国し滞在する以上はその国で生活していくお金があるのか確認するために,最低でも滞在する月数×€900を送金します.
私の場合6か月の滞在を予定しているので,最低でも€5,400(75万円ほど)送金しないといけません.
加えて,送金したお金はオランダ現地で銀行口座を開設して手続きを終わるまでの約一か月間返してもらえません.

 

オランダではパンとジャガイモで生活することになりそうです.
いや,パンすら食べられないかもしれません…
パンがなければケーキを食べればいいじゃないと彼のマリーアントワネットは言ったかもですが,オランダの物価でケーキなんて買ってたら破産です.

他の国の大学へ留学する場合,多くの場合は送金ではなく日本の銀行口座の残金証明書を送ることで,経済力証明をすることがほとんどです.
ですが,どうもオランダでは受理する残金証明書の基準が厳しく,ほとんどの大学が送金による経済力証明をしているみたいですね.
奨学金などをもらってオランダへ留学に行こうとしている人は,初めにまとまったお金が必要だということも覚えていた方がいいかもしれません.

なにはともあれ,もう少し乗り切ればなんとかなりそうなので,頑張ります.
居住許可が下りたらまた詳しく記事を書きたいと思います.
あ,でも旅行グッズについても記事書きたいのでそっちを優先するかもしれません.