ダルムシュタット前哨戦・痔闘病篇②

この記事は生々しい表現を多く含みます。閲覧注意。

前回の続き

いざ、病院へ

病院に行くことを決意した僕。お尻は常に痛い。パソコンで調べた最寄りの肛門科に尻を浮かしながら運転して向かう。
焦燥感を胸に受付で問診票を受け取る。受付のお姉さんが可愛すぎてHP-500。
問診票を書いた後、ロビーで待つこと1時間。僕の名前が呼ばれる。
診察室に入るやいなや看護師さんから悪魔の一言。
「お尻を出して横になって下さい」
OSHIRIWODASHITEYOKONINATTEKUDASAI。show me your butt.
さて、どうしたものか。
なんて考える間もなく問答無用で診察台に寝かされ、薄い紙きれ一枚を腰にかけられ下着をおろす。
そして腸カメラ検診のため浣腸を注入することに。逆流する異物感。
くせになりそう。
注入後はトイレにこもってげろげろばー。
すっきりした後はカメラ検診。カメラと診察台がある部屋に通され羞恥心に押しつぶされそうな最中、先生が訪れる。
触診が始まりかすかに聞こえた「こりゃひどい」。それに続いてカメラの挿入感。すべてが新感覚でした。
触診後は待合室で待機、そうこうしていると再び診察室へ。
溜息をつきながら先生が椅子に座り「よくこんな状態になるまで放置してたね」と。

診断結果はレベルⅣの痔核の脱出。いぼ痔の症状としてはレベルマックスだそう。経験値稼いだ記憶はない。今すぐ手術を要する状態とのこと。

 

Goligher分類

痔核の進行度を表す目安としてGoligher分類というものがあります。詳しくは下図参照。

四日市羽津医療センターより引用

僕の場合はⅣ度の内痔核に加え血栓性外痔核もあったのでそりゃ大惨事なんでしょうね。
出血はなく痛みも我慢できる程度だったのが幸いして無理をしていたみたいです。

当然手術をお願いしたのですが、そこは名医の先生で手術の順番待ちをしなければならないらしく手術日は最短でも12月半ばになり完治は3月頃になるんだそう。
1月に出発しなければならないことを伝えると「ホントにやめた方がいい、出来ることなら完治してから行ってほしい。」
青ざめるのが自分でもわかりました。

家に帰り解決策を練る。ひとまず片っ端から病院に電話をかけることに。

その③へ続く