ダルムシュタット滞在記①|出発・到着

この記事は執筆当時(2018/01/26)の情報を基に記載しています.情報が古くなっている恐れがありますのでご注意ください.

ついにまともな記事を書きますshiraiです.
去る1月5日に日本を発ってから約3週間が経ちましてそろそろ生活も落ち着いてきたので軽く振り返ってみます.

空港にて

出発は例によって成田空港からカタール航空を利用しました.オンラインチェックインを済ませ早々に搭乗券を受け取ろうとしたのですがここですでにひと悶着.
ビザ無しでドイツへ5か月滞在するため,ビザを取るための書類があるかと聞かれました.答えはNO.
日本人がドイツに渡航する場合,ビザは現地取得が原則のため書類を全て用意しておくことは難しいです.アパートの管理人のサイン等も必要ですからね.
最終的に搭乗券はもらえましたが,各航空各社の判断によっては搭乗券がもらえない可能性があるそうです.そんなバカな.
加えて,入国審査の際にチケットを早期帰国に変えない場合入国拒否されるかもと言われました.MAJI?
そんな不安を抱えつつのフライト,全然楽しくなかったです.ワイン飲んですぐ寝ました.機内食はおいしかった.

そんなこんなでドーハへ12時間.そこからフランクフルトまで8時間かけて飛びました.長い長い1日でした.
乗り継ぎの際に中東系のスタッフに無表情で「SAYONARA」と言われて恐怖を感じましたが何も起きず.
さて,問題の入国審査がやってきました.
5か月いるよーって言ったらビザとらなきゃねーって言われたので知ってるよーって言ったら入れました.なんだこの茶番.
最後にドイツ語で何か言われましたが,こっちが理解できていないので無問題でしょう.
ところで,入国審査のゲートはEU圏内とそれ以外の人で場所が分かれています.
それを知らずに普通にEU圏内のゲートに並んでしまいましたが次からは気を付けてねで済みました.強面のくせに優しいそれがドイツ人.

ダルムシュタット到着

そんなこんなでフランクフルト空港に降り立ち,バスでダルムシュタット中央駅に向かいます.フランクフルト空港バスターミナル14番から30分ほどかかりました.値段は9€弱.
中央駅はHbf(Hauptbahnhof)と表記され,どの町に行ってもHbfがあります.多分.

ダルムシュタットに着くと,これから同居するおばちゃんが迎えに来てくれていました.強面のくせに優しいそれがドイツ人.
部屋の鍵と一通りの説明を受け,料理も作ってもらいました.このあとめちゃくちゃ寝た.
そして日曜日がやってきました.ドイツは閉店法(Ladenschlussgesetz)という法律により,飲食店以外は基本的に日曜日に営業を行っていません.
そのため散歩に出かけたはいいものの街中は閑散として人通りもまばらでした.スーパーも空いていないためどこかで腹ごしらえをしなければと歩くこと1時間.
ケバブ屋にたどり着きました.

これで4€(約550円)とまずまずの値段.ドイツでの初外食は中東料理でした.
食後の運動がてらこれから通うことになる研究機関を下見へ.


小さいながらよい佇まいです.アパートから歩いて約15分の位置にあったので通勤は徒歩で十分そうです.

そんなこんなで人生3度目の海外生活がスタートしました.当面の目標はビザとドイツの携帯電話番号を取得することです.
それではまた次回の記事でお会いしましょう.

その②へ続く