投稿者: yuma (2018年度)

実務訓練日記④ ~フローニンゲン滞在編①~

前回の記事はこちら↓

実務訓練日記③~ロンドン旅行編②~

どうも、yumaです。前回の日記でようやくロンドン旅行も終わり、遂にフローニンゲンでの実務訓練が始まるぞといったところです。まあ、1か月前の話になるんですけどね。なので、覚えてる範囲でフローニンゲンでの出来事を書いていこうかなと思います。

フローニンゲンへ

ロンドン旅行が終わり、スキポール空港へと帰ってきました。時刻はお昼ごろだったでしょうか。朝ごはんも食べてなくてさすがにお腹ペコペコだったので、空港にあるバーガーキングで昼食を食べることに。

実は日本でバーガーキングを食べたことがないため、初バーガーキングをオランダで迎えてしまったことになります。初バーガーキングの感想ですが、日本のマクドナルドの5倍ぐらいおいしかったです。

その後オランダのバーガーキングアプリをDLして激安クーポンが使えるようになり、今ではフローニンゲン市内でクーポンを使いまくるバーガーキングマスターとなりました。ロングチキンが約2ユーロで食べられるので、昼飯どうしようかなーってときに気づいたら買ってしまってるんですよね。バーガーキングが徒歩1分のところにあるのが悪い。大好きバーガーキング。

お腹も満たされたところで、アムステルダム中央駅に荷物を取りに戻り、実務訓練先であるフローニンゲン行きの電車へ…とその前に、オランダにもロンドンのOystarカードのようなICカードが存在するという話を聞いていたので、それを作りに行きます。そして作ったものがこちら。

 

OV-chipkaartっていいます。アムステルダム中央駅に発券器があるので、7.5ユーロ払えばすぐに発券できます。この中にお金を入れて読み取り機にかざすと勝手にお金ひかれて移動が楽にできるって点は他のICカードと同じなんですけど、いくつか注意点があります。

  1. 電車移動の際には残高が20ユーロ以上必要
  2. 残高が30ユーロ以下でないと払い戻しが出来ない
  3. アムステルダム中央駅では改札口とプラットホームの両方に読み取り機が存在しているため、間違って改札口とプラットホームの両方にカードをかざしてしまうとひどい目に遭う

1, 2から、OV-chipkaartを使う場合は残高を20~30ユーロの範囲内にキープしておいた方が良いです。また、3の「ひどい目に遭う」について、どのような目に遭うのか”実体験“を元に説明します。

OV-chipkaartは乗車駅で読み取り機にかざしてチェックイン、降車駅で読み取り機にかざしてチェックアウトすることでその間の料金が引き落とされるという仕組みになってます。しかし、アムステルダム中央駅のような改札口とプラットホームに読み取り機がある場所でその両方にカードをかざしてしまうと、アムステルダムでチェックインして、アムステルダムでチェックアウトしたことになります。つまり、その後電車に乗ってしまうと、無賃乗車してることになります。また、電車内では無賃乗車を防ぐために乗務員がカードのチェックをしに回ってくることがあります。そこで無賃乗車が発覚した場合は50ユーロの罰金を払うことになってしまうので注意しましょう。

僕たちもアムステルダム中央駅で同じようなミスをやらかしてしまい、罰金50ユーロをフローニンゲン駅で払うか次の駅で降りるどちらか選べと言われてしまいました。本来なら罰金の選択肢しかないと思うんですけど、aruhi君の対応によって「次の駅で降りる」という選択肢を選べるようになりました。降りた駅からフローニンゲン駅までちょっとしか無かったので結果かなり安く乗れてしまいましたが、皆さんオランダに行く際は気を付けてくださいね。

てことで、2時間ほど電車に揺られ…

遂に到着しました。

フローニンゲン!!

やっぱヨーロッパの駅っていいですよね。なんかこう、いかにもヨーロッパって感じで (語彙力不足)。

で、僕たちの住居は駅近くのとこにあるので、自分の部屋に重たい荷物を下ろして、ようやくお休みって感じです。

そこからは朝起きて研究室行って夕方帰って買い物して…っていうごく普通の生活を繰り返してます。

あ、でもちゃんとフローニンゲンも観光したんですよ。例えば…

ここ登りました。マルティーニ塔っていいます。

この塔は500年前に建てられたもので、フローニンゲンにいると必ずこの塔の鐘の音が聞こえてきます。なかなかいい音なんですよ、これが。ただ普通鐘の音って鳴る時間決まってると思うんですけど、よく分からないんですよね。鐘の音が聞こえてきたからもう12時なのかなーと思って時計見たら11時56分とかね。

この塔を登るためには、塔の前にある観光案内所で入場に必要なコインを買います。いくらか忘れちゃいましたけど、結構安かったと思います。

その後、入り口にコインを入れてこの狭い階段を1歩1歩登っていきます。わりと多くの人がここの塔の中にいて、狭い階段を道を譲ったり譲られたりしながら登りました。

一番上に登れば、フローニンゲンの街並みを一望できます。

あとは塔のてっぺんにある時計を裏から見ることができます。一部のマニアが喜びそう。

頂点にはフローニンゲンにその音を響かせる大きな鐘もあります。カリヨンっていうらしいです。なんでカリヨンを中心に写真撮らなかったんですかね、何を考えて撮ったんですかねこの写真。

で、マルティーニ塔を降りた後は近くの広場でオランダ名物の「kibbeling」とフリッツを食べました。「kibbeling」はタラの白身に衣をつけて揚げたやつです。おいしいですよ。フリッツはフライドポテトと同じです。最後にケチャップをポテトに直にかけてくれるんですけど、これがめっちゃ多くて最後の方はほぼケチャップ食べてる感じでした。最後以外はおいしかったです。

ちなみにこのkibberingとフリッツは毎週火・金・土曜日に開かれる野菜や魚を売るマーケットの中で売ってます。また、マーケットがやっていない日にもたまに売ってたりしますけどそれがいつかはちょっと分からないです。

とまあ、1月のフローニンゲンはこんな感じでしたかね。いや、もっと色々やってるんですけど全部書いてたら終わらないので…。あ、もちろん研究はやってますよ。遊んでばかりではないです。一応実務訓練なんでね。

てことで今回はこの辺で終わります。次の記事ではまたフローニンゲンについて・・・ではなく研究室の先生方と一緒にドイツとノルウェーに行ってきたのでそれについて書いていこうかなと思います。果たして実務訓練期間中に書き終わるのでしょうか。心配です。

それではまた。

 

実務訓練日記③ ~ロンドン旅行編②~

前回の記事はこちら↓

実務訓練日記②~ロンドン旅行編①~

どうも、yumaです。今回は前回の続きということで、ロンドン旅行3日目について書いていきますね。

ロンドン3日目

朝目覚めると、なんと宿泊先のお母さんとお父さんが朝食を作ってくれていました。エッグベーコンとソーセージとパン、一緒に来ているaruhi君いわく、これはまさにイギリスって感じの朝食らしいです。イギリスの母の味、おいしかったです。

そんな優しいお母さんお父さんとお別れし、地下鉄に乗ってロンドン最終日の観光が始まりました。

午前中に行った場所はここです。ザ・キングオブ博物館。そう…

大英博物館!!!

世界最大規模の博物館で、1日で全てを見ることはほぼ不可能と言われているほど展示物が多いです。実際僕も全部見ることは不可能だったので、色々な展示物を軽く眺めながら主要なものだけじっくり見ることにしました。

大英博物館の中に入ると、グレート・コートと呼ばれる大きなホールがあります。

で、さすがに主要なものだけでも全部紹介すると更に長い日記になっちゃうので、ほんとに少しだけ紹介しますね。

まずはこちら…

バステト神の化身 です。

バステトはパズドラみたいなソシャゲやってる人ならもちろん知ってますよね。大英博物館はこういったパズドラで出てくるような神様がいっぱい置いてあるので、パズドラが好きな人は意外と楽しめるらしいですよ。ちなみに大英博物館ではバステトにちなんだお土産が数多く売られているんですけど、その中でも特に人気のお土産がこちら。

The Britich Museum Shop (http://www.britishmuseumshoponline.org/invt/cmcn459830

めっちゃかわいくないですか?これ。後になって買えばよかったなぁと後悔してます。

そして、大英博物館最大の目玉といったらこれですよね。

ロゼッタストーン!!

ロゼッタストーンはヒエログリフ、デモティック、古代ギリシア語の3つの言語で書かれていて、なおかつ保存状態が良かったために古代エジプト文字 (ヒエログリフとデモティック) の解読に繋がったとされています。このロゼッタストーンは大英博物館で一番の人気を誇っており、僕が見に行ったときもロゼッタストーンの周りは人でいっぱいでした。

で、このロゼッタストーン。発見されたのは1799年で、フランス軍によって発見されました。要塞を築くための工事をしている際にその地方にある神殿から石材を流用してたらしいんですけど、その際に下っ端兵士が何か変わった石があるんだけどって感じで発見したらしいです。つまりこのロゼッタストーンが要塞の石として使われなかったのはこの下っ端兵士のおかげということですね。

また、大英博物館のショップにはロゼッタストーンにまつわるお土産もいっぱい売っています。その中で僕が購入したのはこちら。

ロゼッタストーンタンブラーです。

これめっっっっっちゃ良くないですか???思わず一目惚れして買ってしまいました。今ではオランダの研究室でコーヒーを飲む用としてガッツリ使わせていただいております。日本に帰ってからも研究室で使おうと思います。やったね。

なんだかんだで3時間ぐらい大英博物館をうろうろしててお腹が空いちゃったので、そこら辺でお昼ご飯を食べることに。で、せっかくイギリスに来たのでアレを食べておこうと。

フィッシュアンドチップスです

イギリスのフィッシュアンドチップスは頼むときに魚の種類を選ぶんですけど、種類がめちゃめちゃ多くて初見じゃ絶対選べないです。今回は一緒に来ているフィッシュアンドチップスマスターことaruhi君オススメのcod(タラ)を注文しました。

食べてみると、サクサクの衣の中に柔らかいタラの触感を感じることができて、とても美味しい。モルトビネガーをかけると少しさっぱりとした味になり、また美味しい。イギリスに来たら1度は食べてみるといいと思います。ただサイズがまあまあ大きいんで小食の方は気を付けてくださいね、僕は正直全部食べ切るのはとてもつらかったです。

胃がはち切れそうになりながらバスに乗り、ウォータールー橋辺りで降車。ここからはテムズ川沿いを歩きながらビクトリア駅まで行きます。

土曜日だということもあり、テムズ側沿いは多くの人で賑わっていました。ストリートパフォーマーがラップや歌を歌っていたり、中には大きなシャボン玉を作って子供たちを楽しませている人もいて、ただテムズ川沿いを歩くだけでも結構楽しめました。

また、テムズ川沿いにはロンドン・アイという大きな観覧車があり、ロンドンの街並みを空高くから一望することができます。ただ、24.3ポンド (約3,700円)という安いとは言えない値段にびびって僕は乗りませんでした。

テムズ川に架かるウェストミンスター橋を渡るとウェストミンスター宮殿とビッグベンがあります。ただ、僕が行ったときは工事中で、大きな時計も柵に覆われちゃってました。残念。

夜に行くとライトアップされてとても綺麗らしいので、誰か僕の代わりに写真撮ってきてください。

ウェストミンスター橋を渡って少し歩くとウェストミンスター寺院があります。もっとちゃんと写真撮ればよかったなと後悔。

ここからしばらく歩いてビクトリア駅に到着。ここからバスでガトウィック空港へと向かい、Airbnbで予約してあるガトウィックのお宅に一泊。朝早くのアムステルダム行きの便に乗り、ロンドンに別れを告げました。

ということで、実務訓練前のロンドン3日間の旅が終わりました。すごい楽しかったんですけど、もうちょっと色々見たかったなーっていう気持ちはありますね。時間があったらグリニッジ天文台行きたかったんですけどね。まあ色々見たかった気持ちはロンドンに残して、またロンドンに来た時にでも拾いに行こうと思います。

ありがとうロンドン、また来ます。

長くなりましたが、これにてロンドン旅行終わりです。次回からは実務訓練先のフローニンゲンでの生活について書いていきます。それでは。

あとがき

どうでもいいんですけど、ロンドンからの帰りの便で隣に座った男の人が、体めっちゃ大きくてすごく怖かったんですよね。

で、その人飛行機が離陸するまでずっとパソコンでゲームやってたんですよ。でも離陸直前になって客室乗務員にパソコン閉じろって注意されてその時はパソコン閉じたんですけど、ゲームが結構いい所だったのか注意されたあとにこっそりパソコン開いてゲームやろうとしたら即注意されてて、泣く泣くパソコン閉じてたのがちょっとかわいかったです。

ほんとにどうでもいいですね。

実務訓練日記② ~ロンドン旅行編①~

前回の記事はこちら↓

実務訓練日記① ~日本出発&アムステルダム到着編~

どうも、yumaです。今回は前回の続きということで、実務訓練前に行ったロンドン旅行について書いていきますね。短くまとめるのが苦手なタイプの人間なので、今回も無圧縮のクソ長い日記になります。で、さすがに長すぎるなーって思ったのでロンドン旅行編は2つに分けて書きました。てことで、この記事はロンドン旅行1,2日目についでです。

ロンドン1日目

アムステルダムの荷物を預かってくれるお店にキャリーバッグを預け、来るロンドン旅行に向けて荷造り。今回は飛行機代を抑えるために手荷物だけでロンドンへ向かうため、リュックに3日分の衣類を詰め込みます。おかげでリュックの大半をヒートテックと下着、靴下が独占。リュックを背負っていると後ろからカッターで切られて荷物を盗られることがあるらしいんですけど、おそらく自分のリュックを切っても出てくるのはヒートテックの山なので、やられたら逆に犯人に同情しちゃいますね。

そんなパンパンのリュックを背負い、スキポール空港へ。出発までまだ時間があったので、500mlで300円のクソ高いただの水を飲みながら待ちぼうけ。20時間のフライトの影響もあってか、大分疲れてて早く飛行機来てくれ~~~~~~って感じでした。

が、もうすぐボーディングの時間だというのに飛行機は来ず。そしてここで悪い知らせが。

飛行機の出発時刻が1時間遅延するというお知らせ。既に時刻は21時。疲れからか眠気はMAX。この状況での1時間遅延はまさに絶望の淵へと叩き落すようなものでした。とてもしんどい。

眠気と死闘を繰り広げること1時間、ようやく飛行機に乗り込むことができました。で、気づいたらロンドン着いてました。おそらく自分のシートに座ってから即眠りに落ちたんでしょうね。

時刻は夜中の12時、降り立ったのはガトウィック空港。ロンドン中心部から少し南に離れたところにある空港です。さすがにこんな夜遅くにロンドン中心部には向かえないので、Airbnbで予約してある空港近くのお家で一泊しました。シャワーとふかふかのベッドがとても気持ちよかったです。

ロンドン2日目

さあいよいよロンドン観光の始まりです。まずは電車に乗るために人生初めてのPasmo的なICカードをロンドンで作りました。これです。

Oysterカードっていう、ロンドン市内でしか使えないICカードです。でもロンドン市内を地下鉄で移動したりするときには大変便利なカードです。改札をスムーズに通過できたり、バスにも使えたりするんですけど、自分が一番便利だなと思ったのは、ある一定の値段を1日で使うとそれ以上は請求されないという点ですね。しかもその一定の値段の設定が良心的で、中心部のみをグルグル回るだけならどれだけ乗っても6.5ポンド (1ポンド151円計算で約1000円)しかかからないんです。(ロンドンの地下鉄についての詳細はここを見るといいと思います https://blog.traveloco.jp/tp-london-subway/)

まさか人生初めての交通系ICカードをロンドンで作るとは思いませんでしたが、大変便利だったので日本帰ったらPasmo的なやつ作っとこうかなと思います。まあ日本だと電車ほとんど使わないんですけど。

さあこれで地下鉄乗り放題になったところで観光ですよ!!前から行きたかった場所へ地下鉄で向かいます。

目的地へ向かう途中、時間もお昼の1時を回っていてさすがにお腹が空いたのでレストランへ。メニュー見たんですけど料理名見てもよく分からなくて使われてる材料しか判断材料が無かったので、とりあえずカレーって書かれてる分かりやすいやつを注文。

当たりでした。カレーの安定感すごい。それとオレンジジュースもおいしかったです。前々回ぐらいの記事でイギリス料理は不味い的なこと書いたと思うんですけど、冗談抜きでおいしかったです。とても良かったです。値段が日本の2倍以上だったことを除いては。

胃も幸せになったところで、遂に目的地に到着しました。こちらです。

エミレーツスタジアム!!

ロンドン行けるってなってからずっと行きたかったんですよ~~~~~~

このスタジアムはロンドンのサッカークラブ「アーセナル」の本拠地です。試合が無い日は見学ツアーをやっていて、結構奥まで入ることができます。

正直めっちゃアーセナルが好きってわけでもないんですけど、海外のサッカークラブのスタジアムの中に入る機会なんて滅多にないので、来ちゃいました。

見学ツアーの料金は大人は22ポンド (約3,350円)、学生だと17ポンド (約2,600円)になります。日本の学生証でも学生料金で入れるのが嬉しいですね。見学ツアーは音声ガイドを聞きながら見て回るスタイルです。日本語も用意されているので英語が聞き取れない人にも安心です。僕も安心しました。

VIPルームや選手入場口などを見回ったあと、実際にアーセナルの選手が使っているロッカールームに!

ここには実際のユニフォームがかけられていて、恐らくその選手が実際にその場所を使ってるんだろうなーって感じです。また、このロッカールームの近くには監督室があります。

アウェー側のロッカールームも見ることができ、ここにはプレミアリーグ全クラブのユニフォームがかけられています。

そして遂にピッチに出るときがやってきました。選手さながらにピッチ前のトンネルをくぐります。

 

長い長いトンネルを抜けるとそこは…

ウ”ワ”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ーーーーーーーッ!!!!!!!!!!

やっぱり実際に目にすると迫力がありますね!!ちょっと日も落ちてきて暗くなってるおかげでライトがついてて、より一層綺麗に見えました。

ピッチ内に入ることはできないんですけど、実際に監督や控え選手たちが座るベンチには座ることができます。

時間も無くなってきてしまったのでピッチを後にし先へと進むと、選手が取材を受けるときのスペースに入ることができました。今更ですがアーセナルのユニフォームを着てヒーローインタビューを受けているかのような写真を撮りたかったですね。やればよかったなぁ。

見学ツアーの最後には報道陣用ルームがあり、報道陣対応を受けている監督風写真を撮影することができます。

…ということで楽しい楽しいエミレーツスタジアム見学ツアーが終わりました。

帰りにショップに立ち寄って友達から頼まれていたエジルのユニフォームを買ったんですけど、長袖って言われてたのに半袖買っちゃってて、正直すまんって感じです。日本帰って渡すときにでも謝ろうと思います。もしこれを見てたらすまん。ちゃんとプレミアリーグ公式エンブレムも袖のとこに着けたから許してください。

エミレーツスタジアムを後にして、Airbnbで予約してあるお家へ。晩御飯はこのお家の近くにあるベトナム料理屋で食べたんですけど、これがまたとても美味しい。値段は…忘れましょう。

ちなみにまたカレーです。昼夜2連続カレーだったんですよね、おいしかったからいいんですけどね。

時刻はすっかり夜の22時。明日はどこに行こうかなぁと考えながら夢の中へ…

 

ロンドン旅行編②へ続く。

実務訓練日記① ~日本出発&アムステルダム到着編~

お久しぶりです、yumaです。

前回の投稿から大分空いてしまいましたね。卒論や発表などで忙しく、中々更新することができませんでした。

実務訓練はとっくに始まっていて、オランダの地に降り立ったのは2週間前になります。で、着いてから今までのことを1つにまとめて書いちゃうと1個の本が書けちゃうんじゃないかってぐらい内容の濃いものになってしまうので、分けて書いていこうかなと。てことでまずは日本出発から書いていきますね。

日本出発

飛行機は成田国際空港から出る便だったので、そこまでは豊橋から新幹線で向かったんですけど、実は新幹線乗ったことほとんど無くて、修学旅行で1回乗ったことある程度なんですよ。だから普通は飛行機あんま乗ったことないから緊張するなーってなるんですけど、自分は飛行機と新幹線の経験値が同レベルだったために、新幹線乗るところからめっちゃ緊張しましたね。こんな地元からほとんど出たことない実家暮らし人間が果たしてオランダに行ってやっていけるのかって新幹線に乗りながらずっと頭抱えてました。

で、東京駅着いて、その複雑な構造と人混みに四苦八苦しながら、明日には海外だし日本っぽいもの食っとくかーってことで食べたのが地下の東京ラーメンストリートにある「㐂蔵」の仙台牛タンねぎ塩ラーメン。これね、おいしいです。東京駅行く機会がある人は是非。確か900円ぐらいだったと思います。

食べた後は駅からバスで成田空港へ。飛行機の出発が22時頃なのに15時には成田に着いていたので、大分時間を持て余してました。日本円からユーロに換金するために口座からお金引き出そうとしたときにあまりのお金の無さにん”ん”ん”ん”~~~~~~ってなってましたね。

夕方になってお腹も空いてきたので、出発前の最後の晩餐じゃ!ってことでこれ。

お寿司。おいしいに決まってます。しかしyumaさん金欠。そのため1000円に収まるようにちゃんと選んで食べました。えらい。

さあ、ということで遂に出発。空に浮かぶ満月も自分たちの門出を祝ってくれているようです。

自分たちはドーハで乗り換えてそこからアムステルダムって感じのルートで、成田からドーハまで12時間、ドーハからアムステルダムまで7時間の合計19時間のフライト。つらい。

で、成田からドーハまでのフライトでは機内食が2回出たんですけど、どっちもおいしかったです。機内食のお肉って柔らかいですよね。

そして、映画見て寝て、なんとかドーハに到着。ずっと座りっぱなしだったせいか足はもうパンパン。

ところでこのドーハ・ハマッド空港にいるチョウチンアンコウみたいなクマは何なんですかね?ってことで調べてみたら、これウルフ・フィッシャーって人のアート作品らしいです。タイトルは「untitled(Lamp/Bear)」。価格は驚きの680万ドル (7.5億円)。タイトル無題なのにカッコでクマとランプってつけるぐらいなら無題じゃなくてよくない?ってちょっと思いましたけど、まあそこは美術家の感性なのでしょう。

さて、乗り継ぎのためにドーハ・ハマッド空港で3時間弱過ごした後、遂にオランダ行きの飛行機へ。7時間のフライトなので成田からドーハまでのときより短いんですけど、前のフライトでこれでもかってぐらい寝てしまったせいでなかなか寝られないんですよね。映画も特に観たいものが無くて、7時間がとても長く感じました。やってたことと言えば足がパンパンにならないように揉んでたことぐらいですね。

あと、もちろんここでも機内食が出たんですけど、これがね…

よく分からない味なんですよ。ベリーソースとカスタードにパン入れたみたいな感じなんですけど、甘くてしょっぱい感じの味なのかなーと思いきやあまり味を感じられないんですよね。長時間のフライトで自分の舌がバカになってしまったのか、それともこれから行く飯がおいしくないと噂のオランダからの洗礼なのでしょうか。あ、左上のクロワッサンっぽいのはおいしかったですよ。

まあ、なんやかんやあって7時間のフライトも終わり、遂にやってきました。

スキポール空港 (アムステルダム)!!

といっても、スキポール空港はアムステルダムの中心からはちょっと離れているので、電車でアムステルダム駅まで向かいます。

アムステルダム駅へ

スキポール空港から電車に揺られること15分、アムステルダム駅に到着しました。

噂では東京駅はこのアムステルダム駅をモデルにして作られたと言われてますが、実際はそうじゃないらしいです。似てますけどね。ちなみに、東京駅とアムステルダム駅は姉妹駅として締結しているらしいです。

ちなみにアムステルダムでは特に何もしてないです。都市部ということもあってか、あまり治安が良くなくて、ササッと離れちゃったんですよね。ちょっとだけ周辺を歩いたんですけど、葉っぱ()入りアイスが売っててびっくりしましたね。まあオランダでは合法ですからね。

ちなみにオランダではよく「コーヒーショップ」を目にするんですけど、これコーヒーは売ってなくて実際売ってるのは葉っぱなので入らないように気を付けてくださいね。喫茶店は「カフェ」または「コーヒーハウス」と表記されてます。

で、実はアムステルダムに着いてから実務訓練が始まるまで4日間ほど空いてるんですよ。早めに日本を出た方が飛行機が安かったってのが理由なんですけど。早めにフローニンゲンに行ってもよかったんですけど、せっかく4日も空いてるので…

行っちゃいました、イギリスはロンドン!!

てことで、次の記事では実務訓練前のロンドン3日間の旅について書こうと思います。それでは。

あとがき

そういえばオランダの入国審査のときに大分手間取ったんです。普通はオランダに2か月もいないですからね。

入国審査官にパスポート見せて、滞在期間とか入国理由とか聞かれるじゃないですか。で、心の中で答えを用意してたんですけど答えるときにテンパってしまって

審査官「どれぐらいオランダに居るつもりだい?」

自分「sightseeing.

って答えてしまってからはもうグダグダ。お前観光なのに2か月もいるのかよとか、汚い言葉まで投げられる始末。まあ入国は出来たんですけど、おそらく1人だったら別室に連れていかれてたところでしたね。正直にインターンシップで来たんだって言えよって話なんですけどね。

ということで、皆さんも海外に長期滞在する際は気を付けましょう。自分はもう入国審査はしたくないです。

オランダでの食生活について

どうも、yumaです。

突然ですが、皆さんはどこか旅行へ行くときにまず何について調べるでしょうか。

観光地、街の雰囲気など調べることは多くありますが、一番気になるのはやはりその場所の”食べ物”ではないかなと僕は思います。

素晴らしい雰囲気の街の中で、良い景色を眺めながら食べるモノがドブみたいなシチューだったら台無しです。食べ物はその街の素晴らしさを決めるのに1,2を争うほど重要なものではないかなと思います。

 

ということで、今回はオランダの食事について色々と調べてみました。

 

オランダ料理って何?

 

オランダ料理について調べようとしたときにふと疑問に思いました。

 

「あれ?オランダ料理って聞いたことなくね?」と。

 

ヨーロッパにはイタリア料理やフランス料理、スペイン料理など有名な〇〇料理は多くあります。ドイツはなんかウインナーいっぱい出てきてビールがぶ飲みするイメージだし、イギリスはウナギにゼリーがかかってるようなクソ不味い料理を食わされそうなイメージだし、欧州の有名な国なら大抵食べ物のイメージは浮かんできます。

しかし、オランダと聞いても何も食べ物のイメージが湧いてこないのです。まあ、僕が無知なだけかもしれませんが。

恐る恐る、Google先生を使って”オランダ 食べ物”で検索すると、検索候補の一番上に「オランダ 食べ物 まずい」と表示されるのが目に入りました。

僕の背筋に寒気が走りました。僕はオランダでの2か月をドブのような食べ物を食べながら過ごすのでしょうか。

実際に調べてみると、オランダ料理を酷評する記事が出るわ出るわ。その記事に載っている写真を見ると、不味さが一瞬で伝わるほどの見栄えの悪い料理がいくつも。パンにうなぎの棒みたいな太いの1本挟んだだけとか、パンの中にエビめっちゃ入れて挟んだだけとか、なんでもサンドイッチにしちゃう精神はイギリスに近いものがあるのかもしれません。

でも、yuma思いました。日本料理だって”日本料理 不味い”で検索するといくつか出てきます。オランダ料理もきっとそんな感じなんだろうって。

そこで、”オランダ料理 美味しい”で検索して美味しそうだなと思った料理だけ手短に紹介していこうかなと思います。

 

おいしいオランダ料理

 

1.ハーリング(Haring)

Dutch life

ニシンを塩漬けにして玉ねぎ乗せたやつです。見た目は微妙だけど生魚好きの日本人には合う、らしい。

 

2.ワッフル

Amsterdam, Netherland

ワッフルといえばベルギーが有名ですが、オランダのワッフルもおいしいらしいです。ワッフルは2枚重ねになっていて、間にはシロップが挟まれてるっぽい。僕は甘いモノ好きなので、是非とも食べておきたいです。もちろんベルギーのワッフルも。

 

3.アップルボール

by  http://mariholland.com/dutch-food-part1/

要するにアップルパイ。丸ごと1個のリンゴをパイ生地で包んで焼いているため、わりと大きくてインパクトあるらしいです。

 

4.パタッチェ・ピンタ・マヨ(Patatje Pinda-Mayo)

オランダで生まれた「ピンダソース」とマヨネーズをポテトフライにかけて食べる料理。ポテトフライ大好きマンとしては是非食べておきたい一品。

 

5.クロケット(Kroket)

by  http://mariholland.com/dutch-food-part3/

日本でいうコロッケみたいなやつ。クロケットには形が2種類あるらしく、左の細長い形のものはそのままクロケット、右の丸い形のものはビターバレン(Bitterballen)と呼ぶらしい。中身はクリームコロッケと同じような感じらしいです。

 

他にも色々とおいしそうな料理があって、少し安心しました。”オランダ料理 不味い”で検索して出てきた画像は見なかったことにします。忘れました。

 

オランダ人の食事スタイル

 

おいしそうなオランダ料理を調べてるときに色々な海外のサイト見て知ったんですけど、オランダ人は基本的に食べる時間帯が早く、昼食は12時前、夕食は18時前には食べ終わってるのが普通らしいです。

更に、そもそも食事にかける時間も早いらしく、昼休憩は30分だけでその間にパパッと食べるっていう感じのスタイルが普通らしいです。

 

 

これ、非常に困ります。

僕は実家暮らしなんですけど、夕食は22時を超えるのが普通です。もはや夜食に近いです。

それに、僕は小食かつ食べるのが非常に遅く、女の子と一緒に食事に行ったときは女の子より遅くなってしまうことがよくあります。僕より食べるのが遅い男は見たことありません。

オランダの食生活と僕の食生活はどうやら真逆のようです。オランダ人が僕の食事風景を見たらどう思うでしょうか。きっとアイツはスズメの生まれ変わりなんじゃないかと思われるに違いありません。

 

僕はオランダでうまくやっていけるのでしょうか、とても心配です。

長くなりましたがここで終わりです。ここまで読んでいただいてありがとうございました。また次の記事で。

オランダのフローニンゲンに行ってきます

自己紹介

yumaです。

来年の1月から2月の終わりにかけて海外実務訓練としてオランダのフローニンゲンに行くことになり、そこでの体験を形に残したいと考え、同じ研究室の5人と一緒にブログを始めることになりました。

海外は初めてではないのですが欧州は初挑戦です。
まだ海外経験も浅く、英語力も浅く、このままではオランダにメンタルを殺されてしまうのは確実なので、出発までに色々勉強という名の悪あがきをしていくつもりです。

ひとまず今年中は出発準備のことをちょこちょこ更新していこうかなと思います。

何故フローニンゲンなのか

皆さんはフローニンゲンという都市を知っていますか?

オランダといえばアムステルダムやユトレヒトなど、他にも有名な都市が数多くありますが、正直フローニンゲンについて知っている人はあまりいないんじゃないかなと思います。

では、何故アムステルダムやユトレヒトではなくフローニンゲンなのか。

簡単に言ってしまうとフローニンゲンの大学に僕の研究室の教授のお友達が在籍しており、その先生の研究分野が僕の研究分野と共通しているからです。
そのため、海外実務訓練ではその先生の研究室で研究させていただく予定です。

 

…ですが、単にフローニンゲンにその先生がいるから決めたわけではありません。
オランダやフローニンゲンについて調べていくうちに、その魅力に取りつかれたからなのです。

フローニンゲンについて

 

フローニンゲンはオランダの北東部にある都市で、”学生の街”と呼ばれています。そのため、フローニンゲン在住者の平均年齢はオランダ国内で最年少らしいです。

フローニンゲンにはレストランやパブ、美術館などがたくさんある一方で、歴史的な建造物も多く立ち並んでいます。
中心部にあるフローニンゲン大学もその1つで、僕の実務訓練先でもあります。

学生の街ということで、活気あふれる街の姿も然ることながら、歴史を感じるその街並みに興味を惹かれました。

ヨーロッパということで、高速鉄道を使えば他の国にも比較的安く行くことができるため、既に何処に行って何を観るかを毎日のように話し合っています。

そんなわけで、フローニンゲンに行くことを6月ごろに決めたのです。

 

ところで、僕はサッカー観戦が趣味なのですが、実務訓練先をフローニンゲンに決めた数日後、ある嬉しい出来事が起こりました。

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ガンバ大阪に在籍していた「堂安律」選手がFCフローニンゲンにレンタル移籍することになったのです。

5月頃にあったU-20W杯のイタリア戦で2得点を挙げた直後の出来事だったので、まさか自分が行く都市にタイミング良く移籍してくるとは…といった感じでした。
フローニンゲンに着いたらユニフォームを買って試合観戦したいと思います。

 

こんな感じで、今後もブログを更新していくつもりですので、よろしくお願いします。