ドイツ旅行日記 -5-

こんにちは.糖のとりすぎで体が心配になってきたmatsuです.晩御飯によく作る肉じゃがにはじゃがいも,砂糖,みりんなど,糖質の多い食材や調味料を使っています.さらに間食としてチョコとグミ.極め付きはエナジードリンク.

流石に病気なる…

特に問題なのが間食ですね.ドイツに来てからお菓子を食べる量が増えてしまいました.美味しいのが悪い.


よく買うスニッカーズみたいなチョコ菓子
一気に3本以上食べると病気の確定演出が見れるかも?



今回は日帰りで行ってきたケルンとデュッセルドルフ観光について書きたいと思います.

ケルンとデュッセルドルフは,現在住んでいるダルムシュタットに対して北西に位置します.そしてこの2都市自体はとても近いので,簡単に行き来することができます.

位置関係 距離は約200kmほど

交通機関について,私は Flixbus を利用しました.Flixbus はヨーロッパで運行されている格安長距離バスです.ドイツでもフランクフルト・ベルリン・ミュンヘンなど多くの都市が発着地となっています.

Flixbus の運賃についてですが,ダルムシュタットからデュッセルドルフまでは片道約14€ユーロでした.日本円にして約1700円です(2020年1月現在).やっす.
費用を抑えたい人にはお勧めですね.

Flixbus の設備として,
・無料wi-fi
・USB電源コンセント
・トイレ
が備わっています.スマホが充電できるのはありがたい.

Flixbus のデメリットは,
・本数が少ない.1日に1本しか走ってないなんてことも.
・遅延がすごい.基本的に時間ピッタに来ると思わない方がいい.
・バスなので,やはり電車等と比較して移動時間は長い.
などが挙げられます.
本数が少ないうえに遅延の可能性も高いので,事前に,しかも結構余裕を持って計画をした方がいいですね.

また Flixtrain というものもあります.簡単に言ってFlixbus の電車バージョンです.安いけど本数が少なく,遅延.

今回の観光では特に予約しているものもなかったので,
ダルムシュタット⇔デュッセルドルフの移動には Flixbus ,
デュッセルドルフ⇔ケルンの移動には Flixtrain を利用しました.
これで合計5000円しないんだからすごい.

Flixbus の利用はサイトかアプリで予約します.クレジットかPayで決済し,予約が完了したら乗車券としてQRコードが発行されます.このQRコードをバスの運転手に見せたら乗車できます.
私はアプリを利用しています.サイトで予約した場合QRコードを印刷して見せないといけないらしいのですが,アプリの場合だと画面のQRコードを見せるだけOKです.便利ですね.

デュッセルドルフへ

まずは Flixbus が到着するダルムシュタット中央駅へ向かいます.朝4時に出発です.その後5時間のバス移動,9時には到着予定です.

人も車も見当たらず,静かでした

トラム内もガラガラ

今回は初めての利用なので,余裕をもって予定の30分前バス停に到着しました.Flixbus には予約時に到着時刻の15分前にバス停にいてくださいと言われています.事前に調べていたのですが,到着時刻より早い時間に出発することもあるんだとか.こわい.

だいたい何分遅刻してくるのかなーと思って待ってたんですけど,時間ピッタ理に到着してくれました.

緑色が特徴的なバスです

乗客は皆さん寝ていました.座席については基本自由席です.予約時に追加料金で指定することもできます.

どこか座れると来ないかなーって探してたんですけど,横になって寝てる人とかもいて座れるとこがない…
1.5席分とって寝てる人がいたので,起こさないように侵略して何とか1席確保しました.
見渡したけどUSB充電コンセント窓側にしかなさそうでした.残念.
と思ったら次のバス停で隣の方がおりてくれたので,窓側に座れました.

寝る前にルート確認しようと思ってwi-fiつなげようとしたら電波超よわよわでした.ないわー.


そうしているうちにデュッセルドルフ中央駅前に到着.
天気は曇りでした!天気予報では確か晴れだったのになー.

計画としては,「ケルン 観光」とかでググって一番上に出てくるような超有名どころばかり観光していく予定です.
日帰りで時間があんまりないので早速出発.

ダルムシュタットよりは都会な雰囲気 人もすごく多いです

デュッセルドルフには各国の企業が事務所を構えており,国際都市であることで有名です.またヨーロッパで最大級の日本人街があることでも有名です.日系企業も数多くあり,1万人以上の日本人が生活しています.

インマーマン通り(Immermannstraβe) には日系企業や日本食・日本雑貨の店が集中しており,日本語だけでなんとかなるくらい日本文化が発信されているらしいです.
他国で展開されている日本の店とかどんな雰囲気なんだろうと興味あったんですが,時間の都合上この通りは寄りませんでした.ヨーロッパで日本の土産はいらないし,日本食は帰国してから存分に楽しみたいと思います.

あんまり日本人ぽい人とすれ違わなかったけど,日本人にとっては快適に過ごすことができる街なのかなと思いました.

ケーニヒスアレー

初めに訪れたのはこちらの並木道,ドイツ語で “王の小道 (Königsallee)” という意味の,1kmほどある小道です.両サイドには高そうなお店やレストランなども並んでいました.

車も結構走っていますが,優雅で落ち着いた雰囲気でした夜はおしゃれにライトアップされました

街を歩き回って思ったんですが,建物が全部ものすごくでかい.ダルムシュタットもそうなので,ドイツ全般で言えることなのかもしれません.特に交差点なんかは,高い建物に挟まれているせいか奥行きの立体感が半端ないです.普通の道でもおしゃれに感じました.ヨーロッパはおしゃれバイアスがかかっています.

巨大です
すごい奥行きを感じます

Gehry-Bauten

中央駅から離れ,港のほうまで歩いていくと,面白い見た目の建物がありました.

ユニーク建造物1

なめらかな曲線状だったり角ばってたりしています.そして妙に傾いています.

ユニーク建造物2

写真だとわかりづらいですが,こちらの建物はアルミ板のような材質で作られていました.さわってみるとべこんべこんなった.これも変な形してますね.高さも様々でした.

Gehry-Bauten とは “ゲーリーの建物” という意味で,カナダ出身の建築家フランク・O・ゲーリーという方がデザインした建物になります.
デュッセルドルフには他にも世界的な建築家たちが手掛けた芸術的な建造物が数多く存在します.形が面白いだけじゃなく,ヒト型のオブジェクトが張り付いている建物とかもありました.街を歩くだけでいろんなアートを見ることができてきます.

ラインタワー

Gehry-Bauten のすぐ近くにはラインタワーが立っています.
ラインタワーは名前にもある通りライン川沿いにあるタワーで,高さが234mと,州の中で最も高いタワーになっています.
地上から高さ168mのところが展望台となっており,デュッセルドルフの町が一望できます.

ラインタワー全体図 曇天が背景となっています 入り口付近 近づくにつれてワクワクしてきました

中は結構狭く感じました.チケット売り場があって,あとはエレベーターで昇るだけです.中央は世界時計になっていました.

現在時刻17:42 日本は夜中です

チケットを購入していざ地上168mへ.


ライン川大きいです

Gehry-Bauten も確認できました

夜の景色の方がキラキラしててきれいかなと思い午後に昇ったんですけど,明るいうちに昇った方がよかったかなーと思いました.
暗くて遠くの景色がよくわからない…

展望台にはバーもあって食事が楽しめますが,景色を眺める以外に特にすることはないです.


ちなみに,暗くなるとラインタワーが白や赤・黄色のライトがぽつぽつ点滅します.これは時計の役割を持っていて,現在時刻を10進法で表しています.

色の役割としては,
・白…数字を表す
・赤…どこまでが秒,分,時を表しているのかの境界を表す
・黄…秒が分,分が時に繰り上がった時に点滅してお知らせ
となっており,上から
時→分→秒 (十の位→一の位)
で点灯しています.

上記は1,2分眺めてみてわかった法則になります.
一通り見たわけでも調べたわけでもないので,間違えている部分もあるかもしれません.

夜の10進時計 撮影時間が17:44なので,
上から順に1,7,4,4つずつ白が点灯しています
また38秒だったこともわかります



少し長くなってしまったので,ケルンでの観光は別にしたいと思います.
ここまで読んでいただきありがとうございました.
Tschüss 🙂